社員の行動を科学する

松浦常夫 まつうらつねお

実践女子大学名誉教授
日本交通心理学会会長(第7代)

想定する対象者

経営者だけでなく、職場での行動を有意義なものにしたい社員も対象といたします。

提供する価値・伝えたい事

ある人に特有な無意識的な行動の理由や背景を探るのは難しいのですが、人に共通した無意識的行動や個人ごとの意図的行動は、心理学等の科学である程度は明らかにされています。社員の職場での行動というと経営学では仕事に対する「やる気」がよく問題にされますが、ここではその行動の背景にある心理学的なメカニズムについてお話をして、社員や自分の行動を振り返る手助けをしたいと思います。

内 容

1 行動の背景としての性格、態度、環境
2 欲求からみた動機づけ
3 認知(目標と期待)からみた動機づけ
4 感情からみた動機づけ

根拠・関連する活動歴

私は大学教授として20年間、女子大学で心理学関係の授業を担当してきました。心理学は、人に特有な情報処理の過程や結果を、心と行動面から考えていく学問で、その応用範囲は人が行動する日常場面のすべてに渡ります。ここでは社員の仕事という行動をターゲットにして、その行動に潜む心理と行動についてお話をします。このテーマは心理学では産業・組織心理学や動機づけの心理学で扱うものです。

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