想定する対象者
一般・自治体向け
提供する価値・伝えたい事
現代社会における過剰な「痩せ願望」は、単なる個人の美意識の問題ではありません。これは、身体的・精神的な健康を損ない、社会全体に影響を及ぼす深刻な問題です。
A教授は、この特異な日本の現状について、日経新聞やイギリスBBCからの取材も受けるなど、国内外から注目を集めています。長年の運動医科学研究に基づいた科学的根拠を交えながら、この問題の本質を解き明かします。
本講演では、単に痩せすぎの危険性を指摘するだけでなく、「健康的で美しい身体」とは何かを再定義します。個人の努力だけでは解決しにくいこの問題に対し、明日から実践できる具体的なヒントや考え方を提供することで、聴講者が自身の健康と美しさについて深く考えるきっかけを創出します。
内 容
1. グローバルな視点から見る「痩せ」と「肥満」
世界各国における肥満と痩せの現状を男女別に比較
日本の「痩せ」が国際的にどのように見られているか
2. 日本の「痩せ願望」の現状と歴史的背景
時代の変遷と共に変化してきた日本人の体型観
痩せ願望が強まる背景にある社会的な要因
3. 科学が示す「健康的な美しさ」の定義
男女の身体的・生理的な違いから見る理想のスタイル
客観的なデータ(BMIなど)と主観的な体型認識のギャップ
4. 「痩せすぎ」が引き起こす健康リスクと社会的影響
個人の健康問題(骨粗しょう症、精神疾患など)
国際的に問題視される日本の若い女性の体型
5. 明日からできる!「健康的で美しい私」になるための実践法
科学的根拠に基づいた食生活と運動のヒント
心と体のバランスを整えるための考え方
国内外で注目されているポイントを中心に講演をさせていただきます。
講演の途中には簡単な体型チェックを予定するので、主体的に受講していただけると思います。
もちろん、受講は男性でも構いません。身近な方にアドバイスしていただきたいと思います。
根拠・関連する活動歴
■メディア掲載・出演
・テレビ朝日「ABEMA プライム」ゲスト出演(2025年4月)-「痩せ願望助長」に関する議論に参加。
・日経新聞「若い女性の『痩せ』注意」記事掲載(2024年7月)
・イギリスBBC、Yahoo!ニュース、東洋経済オンラインなど国内外多数のメディアが安田教授の研究成果に注目。
■研究論文
・Scientific Reports 誌に掲載された研究論文「Desire for thinness among young Japanese women from the perspective of objective and subjective ideal body shape」(2023年)では、客観的な体型と主観的な体型認識の間に乖離があることを科学的に証明。
・PLoS ONE, Metabolism など、国際的に権威のある学術雑誌に筆頭論文を多数発表。論文総引用回数は7,000回を超える。
■講演・研修
・神奈川県医師会でスポーツドクター向け研修会講師を12年間担当。
・東大病院、立命館大学、三菱UFJ信託銀行、大和ハウス工業、浜松ホトニクスなど、多岐にわたる組織で講演実績多数。
これらの実績は、講演内容が単なる経験談ではなく、信頼性の高い科学的根拠に基づいていることの証です。
業務外の講師への取次は対応しておりません。