想定する対象者
〇現場の第一線作業者
〇現業機関の管理者(特に安全・品質・サービス担当の方)
〇経営者・本社等の企画部門の方
一方、どんな仕事でもヒューマンエラーは発生します。したがって、ヒューマンエラーの防止により、仕事や生活の質を高めたい方にもお役に立てる内容です。
提供する価値・伝えたい事
「人間はミスをする生き物」と言われるように、ヒューマンエラーは誰にでも起こります。一方、「その原因は?」と訊かれると、その分析はとても表面的になりがちです。たとえば、「不注意だったから」などがその典型です。したがって対策も「注意を徹底する」など、具体的にどうすればよいかわからない抽象的な内容になりがちです。しかし実はヒューマンエラーには、いくつかの種類があり、その種類に応じて有効な対策も異なります。
本講演では、ヒューマンエラーの表面的な対策を打破するために、エラーの代表的なタイプとその原因、およびそれを踏まえた有効な対策について説明します。また、エラーを未然に防止するためのスキルについても考えます(一方、皆さんがお困りのヒューマンエラーに絞って、原因と対策をお話しすることも可能です-たとえば新人のエラー、ベテランのエラー、異常時のエラー、違反行動・不安全行動など)。
内 容
1.ヒューマンエラーの原因をどう考えていますか?
・どんなエラーも同じ原因と考えていませんか(例:不注意)
・もしそうだと、対策もワンパターンの「注意の徹底」になってしまう!
2.ヒューマンエラーにはいくつかのタイプがあり、有効な対策も異なる!
・慣れによる無意識的な行動によるエラー(原因と有効な対策)
・錯覚・思い込みによるエラー(原因と有効な対策)
・失念によるエラー(原因と有効な対策)
・意図的な不安全行動・違反行動(原因と有効な対策)
3.エラーの未然防止のためには、リスクを察知して、ひと手間掛けることが有効!
・エラー防止スキルを身に着けよう!
業務外の講師への取次は対応しておりません。