想定する対象者
〇現業機関の管理者(特に安全や品質担当の方)
〇経営者・本社等の企画部門の方
〇現場の第一線作業者
提供する価値・伝えたい事
本講演では、事故の調査・分析のポイントをヒューマンエラーの調査・分析を中心に解説します。具体的にはまず、「ヒューマンエラーの原因の捉え方」に関する歪み(本人のみの問題を分析し、エラーを引き起こした「もの・環境・管理」要因に気づかない)について説明します。その上で、ヒューマンエラーや事故の原因を多面的に分析し、対策を具体的に策定していくための方法論について述べます。次に、上記分析を的確に行うために重要な「事故の聴き取り調査」について、その方法論や実施上のコツを5つに分けて解説します(曖昧な記憶からの正しい情報の収集方法など)
内 容
1.事故分析(ヒューマンエラー分析)のポイントや留意点
・ヒューマンエラーの原因:本人の意識が低いから? たるんでいるから?
・「ヒューマンエラーの分析時に最も起きやすいヒューマンエラー」とは?
2.分析手法の例(4M4E分析)
・ヒューマンエラーの原因は人だけではない!(もの・環境・管理の問題にも着目)
・「なぜなぜ分析」で原因を掘り下げ、「だからどうする分析」で対策を具体化!
3.事故調査の際の「聴き取りのコツ」
・「聴き取りスキルを構成する5つの要素」とは?
・5つの要素別の具体的な聴き取りスキルと留意点
4.適切な調査・分析結果からは、多くのことが学べる!
業務外の講師への取次は対応しておりません。