想定する対象者
〇現場の第一線作業者
〇現業機関の管理者(特に安全・品質・サービス担当の方)
〇経営者・本社等の企画部門の方
提供する価値・伝えたい事
新人のエラーはわかりやすいですが、ではなぜベテランがエラーするのでしょうか。その原因をしっかり理解することが、ヒューマンエラーを理解するための重要なポイントになります。「間違った理解」をしている人がとても多いからです。
本講演では、まず「ベテランの強み(経験の蓄積等)」について考えます。次に、ベテランの強みこそが稀にヒューマンエラーを誘発している「仕組み(メカニズム)」をしっかり理解します。それを踏まえて、最後は対策について考えます。特に、ベテランがエラーを起こしやすい要注意な状況を「いつもとの違い」をキーワードに説明し、エラーを未然に防ぐための対策を「作業者本人の立場」と「管理者の立場」から深掘りします。
内 容
1.知識も技量も経験もあるベテランがなぜエラーするのか?
・やる気がない? 意識が低い?-多分どちらも間違い …
2.ベテランの強みが稀にエラーを誘発する-どういうこと?
・「知識も技量も経験もある」とは「慣れている」こと-その強みと弱みを知ろう!
・行動経済学が教える人間の2つの行動様式:システム1とシステム2
・ベテランのエラーを誘発する仕組みを理解しよう!
3.では「ベテランのエラー対策」、何をやる?
・「ルールの徹底」だけを説いても効果に限界 …
・「いつもとの違い」が要注意!
・そのリスクを察知できれば、エラーを未然に防げる!(本人も管理者も)
業務外の講師への取次は対応しておりません。