想定する対象者
経営層 人事総務担当者 健康保険組合の担当者
提供する価値・伝えたい事
健康診断の結果や人間ドックの検査で多くのがんを早期発見することができます。
がん治療も進化し、早期発見であれば短期間の治療で完治し、職場や生活に容易に復帰することができるようになりました。がん予防は健康経営とも非常に相性が良く、従業員からも喜ばれる施策です。
40代から始める、がんで死なないための検査項目についてお話しします。
内 容
1. 2人に1人ががんになる時代 がんの治療と死亡率はどう変化してきたか
寿命が伸びるにつれて、がん患者は増えていきます。
がんとはそもそも何か?治療はここ10年でどう変化したのか、死亡率はどの程度下がったのかをお伝えします。
2. 胃、大腸のがんは予防できる
ピロリ除菌によって胃がんは予防できる。最近では大腸がんの1/3は除菌できるという研究結果も明らかになりつつある。
大人になってもピロリ除菌は効果がある。
3. 食道、胃、大腸はカメラで早期発見・早期治療できる。
死亡率ががんの中でも高い食道、胃、大腸がんは内視鏡検査で想起発見できる。
ステージ1はがんの前段階で発見できれば死亡率は極めて低い
4.日立健保が発見 低線量CT検査で肺がんの死亡率を下げられる
茨城県ひたちなか市での大規模研究によって肺がんの早期発見には低線量CT検査が有効であることが判明。肺がんは致死率が高いが早期発見できれば生存率は高い。喫煙歴のある人は40代以降は3~5年に1回は検査がおすすめ。
5.健保組合の検査促進が医療費減少につながる
がんの早期発見は患者の人生が大きく変わることはもちろんのこと、医療費の削減にも大幅に貢献する。検査自体にはお金がかかってしまうが、後から結果がついてくる。健康経営として企業と健保組合が取り組むことで、従業員にも企業にも健保組合にもメリットが返ってくる。
根拠・関連する活動歴
日立グループの専属産業医として勤務していた際に、日立健保が推進している肺の低線量CT肺がん検診の大きな効果を実感。
産業医として独立した後もがん検診の重要性について啓発している。
業務外の講師への取次は対応しておりません。