想定する対象者
中学生・高校生の保護者、および教育関係者
(学校や地域の保護者会、PTA、教育講演会など
提供する価値・伝えたい事
「子どもがどんな動画を見ているか不安だけど、どう向き合えばいいのか分からない」
──そんな保護者の戸惑いに寄り添いながら、今の時代に求められる“メディアとの付き合い方”を考える講座です。
ショート動画が日常となった子どもたちは、選んで見ているようで、実は「見せたいもの」に誘導されている面もあります。本講座では、テレビ番組との比較や動画の設計構造を紐解きながら、「伝え方の違い」を理解し、家庭でできる対話のヒントを提供します
内 容
(60〜90分)
1.冒頭:子どもが接している“動画”とは?
・なぜ今、子どもたちはテレビよりもYouTubeやTikTokなのか
・目にするコンテンツの多くは「おすすめ」で出てくるという現実
2.テレビとショート動画の“伝え方”の違い
・たとえばNHKの報道番組では、情報を多面的に検証・構成する
・ショート動画では「いかに短く、反射的に見せるか」が前提
3.“おすすめ”はなぜ出てくる?アルゴリズムのしくみ
・子どもは「選んでいるつもり」で「選ばされている」?
・アルゴリズムがもたらす“同じような価値観”への偏り
4.保護者の視点としてできること
・まず“何を見ているか”を知る
・親がすべてを制限することは難しい時代に、どう見守るか
5.まとめ・質疑応答
・情報を“うのみにしない力”は、親子で育てることができる
・家庭や教育現場でできる、「まずは知ること」から始めるメディアリテラシー
※60分プランではワークは短めに調整し、講義中心に。
※90分プランでは対話型ワークや質疑を取り入れ、より深い内省と気づきを促
根拠・関連する活動歴
・NHKディレクターとして12年間、報道・ドキュメンタリー番組(『クローズアップ現代』『NHKスペシャル』等)を多数制作
・2000人以上の取材経験から、「伝え方が受け取り方に与える影響」に精通
・現在はフリーの講師・PRコンサルタントとして、発信力や情報リテラシーに関する研修・セミナーを多数実施
業務外の講師への取次は対応しておりません。