想定する対象者
部下の主体性や成長を引き出したい管理職・リーダー層
1on1面談を実施しているが、「何を話せばよいかわからない」「成果が見えない」と感じている方
聞き方のスキルを強化し、部下との関係改善や心理的安全性の向上を求めている方
提供する価値・伝えたい事
心理的安全性は「聞き方」の質によって大きく左右されることを理解できる
「聞けているつもり」の落とし穴を知り、認知科学に基づいた聞き方の原則を習得できる
部下が安心して本音を語り、主体的に考え行動するための1on1のフレームを身につけられる
実践演習を通じて、自分自身の聞き方のクセに気づき、改善につなげられる
内 容
導入:1on1ミーティングとは何か?
- 「部下のための時間」としての位置づけと4つのメリット
- 1on1が注目される背景とマネジメント改革の文脈
- 講師によるミニ・デモンストレーション
心理的安全性と成果の関係
- 「安心して話せる場」が生産性とイノベーションを高める
- ミスの共有や相談ができる組織文化との関連
「聞けているつもり」の落とし穴
- 人は思ったほど相手の話を聞けていない
- 「事柄」だけでなく「人」を聞く重要性
認知科学に基づく『聞き方』の5つのスキル
① 相手に「意識の矢印」を向けて聴く
② 事柄だけでなく「人」に焦点を当てる
③ 五感・相手の立場で感じながら聴く
④ 「未来」「可能性」に焦点を当てる
⑤ 自由と選択肢を与えながら聴く
1on1を成功させる3つの要素
- 考え方=「部下は自ら考える力を持っている」
- スキル=聞く&フィードバック
- 関係=率直で安全・安心な関係性
具体的な進め方
- 準備・始め方・テーマの設定・終わり方・頻度・時間
- 「関係に始まり、関係に終わる」1on1の基本原則
- 聞くだけから「フィードバック(伝える&伝わる)」への発展
演習:1on1ミーティング実践ロールプレイ
- 3人1組(本人・相手・オブザーバー)による実践
- フィードバックを受け、自分の聞き方のクセを自覚
振り返りと行動計画
- 学び・気づきの整理
- 今後の1on1に活かす具体的行動を設定
根拠・関連する活動歴
著書『絶妙な聞き方』にて、聞く力を体系化
CTI元トレーナーとして、20年以上にわたりコーチング実践と指導を継続
多数の企業で1on1導入支援を実施し、マネジャーの聞き方改善を伴走
認知科学・心理学の知見を取り入れた「聞き方」研修を体系化
業務外の講師への取次は対応しておりません。