野田淳子トークコンサート
~私の金子みすゞ~

野田淳子 のだじゅんこ

シンガーソングライター

提供する価値・伝えたい事

金子みすゞが、26歳の若さで自らの命を絶ってから、もう70年の月日が経ちました。
みすゞの詩を愛する人は日ごとに増え、子どもからお年寄りまで、多くのファンの方々がみすゞの詩を愛してやみません。
私もその一人です。
愛するみすゞの、珠玉のような詩の数々に曲を書きました。
ステージで心を込めて歌っています。
聴いてくださる方々とともに、みすゞの生き方と私たちの生き方を重ね合わせながら、幸せな時間を共有できればうれしいです。

みすゞが詩に込めた、人間としての命への慈しみを考えあえればと願っています。

内 容

<金子みすゞ作品プログラム例>
*歌詞一部抜粋しています。
*全曲、作詞:金子みすゞ 作曲:野田淳子

1.『私と小鳥とすずと』
わたしが両手をひろげても/お空はちっとも とべないが
とべる小鳥は わたしのように/地面をはやくは走れない

2.『星とたんぽぽ』
青いお空のそこふかく/海の小石のそのように
よすのくるまでしずんでる/昼のお星はめにみえぬ
見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ

3.『つもった雪』
上の雪 寒かろうな 冷たい月がさしていて
下の雪 重かろな 何百人ものせていて
中の雪 さみしかろうな 空の地面も見えないで

4.『大漁』
浜はまつりの/ようだけど
海のなかでは/何万の
鰯のとむらい/するだろう

5.『このみち』
このみちのさきには/なにかなにかあろうよ
みんなでみんなで行こうよ/このみちをゆこうよ

6.『日の光』
おてんとさまのお使いが/そろって空をたちました
みちで出逢ったみなみ風/なにしにどこへ、とききました

ひとりは答えていいました
「この明るさを地に撒くの、みんながお仕事できるよう」

7.『みんなを好きに』
私は好きになりたいな/何でもかんでもみいんな。
〜中略〜
うちのおかずは、みいんな、
母さまがおつくりになったもの。
〜中略〜
私は好きになりたいな/誰でもかれでもみいんな。
〜中略〜
世界のものはみィんな/神さまがおつくりになったもの。

8.『花火』
9.『淡雪』
10.『ばらの根』
11.『闇夜の星』 
12.『朝蜘蛛』    など。
*みすゞ作品レパートリーは全19曲です。
その都度、対象者に応じた選曲をします。

歌の合間に、曲に込めた思いや金子みすゞにまつわる話などをお話します。
野田淳子・ギターの弾き語りと、バックピアノやヴァイオリンなどとの共演もします。

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