丸子孝法 まるここうほう
三輪山平等寺 住職
寺復興の使命に燃え、托鉢行で得た精神を説く異色の僧侶。16年間の托鉢行で集めた浄財を基に聖徳太子開基の平等寺を復興。修行の厳しさを存分に味わいながらの“出合いに学ぶ”の実践哲学は教訓を含む。
丸子孝法のプロフィール
■経歴
1947年山形市生まれ
高校卒業後、東洋レーヨンに入社、半年後にサラリーマン生活を捨て、仏門に入る。
駒沢大学に進み仏教学を専攻。大学卒業後、大本山永平寺で修行。16年間の勧進托鉢で平等寺を復興。他にも1934年の室戸台風で全壊した大和郡山城主、本多公建立の久松寺を2008年、74年ぶりに再建。多くの経験をもとに語る講演は好評を博している。
■講演内容
托鉢行の精神から得た「出会いに学ぶ」「脚下を看よ」「悟りとは損すること」「人間の為に咲いてる花じゃない」等の講演は聞く人の心をうつ。
講演タイトル例
文化・教養 泥沼からの蓮の花開く
釈尊は人生を「苦」と説いた。この苦との直接対決がその人を育てる。苦からのがれようとすると、苦は更に深まる。苦こそが人生、苦こそ人生の学習の場とうけとめた時に、その苦しみは人生の糧になる。正に泥沼から白...
プランへ移動文化・教養 天は二物を与えず
偉大なる釈尊が最後に説かれたのが遺教経である。その中で、尊い人生を送るための8つの覚めの教えを説かれた。そしてその最後が不戯論である。さとりて分別を離れよと示された。現在の科学文明はすべて比較分別の世...
プランへ移動文化・教養 脚下を照顧せよ!
経済大国という夢を追いつづけてきた戦後の日本。物の豊かさが幸せであると思いつづけてきた私共の心の中に、なにか大きな忘れものをしていたことに気づきはしまいか。坂村真民の「尊いのは足の裏である」を心の柱と...
プランへ移動文化・教養 悟りとは損をすること、迷いとは得をすること
私の講演指導テーマは、主に人間としての生き方に関するものであります。 鼻端にニンジンをぶら下げて馬を走らせると、馬はそのニンジンを食べようと一心に走る。人間も同じく、損をすまい、得をしようと走りつづけ...
プランへ移動文化・教養 出会いこそ、人生の宝!
人生は出会いに始まり出会いに終わる。出会いこそ人生の宝、学びの場である。中学2年のリウマチの体験から、出家、そして平等寺の復興のための16年間の勧進托鉢。その間の多くの人々との出会いが、そのまま人生の...
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