リーダーシップが勝利を決める!
20年目に掴んだ優勝への軌跡

杉山明美 すぎやまあけみ

ヘルスコーディネーター
NHKバレーボール解説者

想定する対象者

経営者、管理職、ビジネスパーソン、スポーツ指導者、

提供する価値・伝えたい事

大学から本格的にバレーボールを始め、たった2年で世界一。その後、NECに入社し、すぐ日本一。ソウルオリンピック代表へ。その後、9年ぶりに日本一を奪回するまでの長い道のりで得たものとは。本当の強さ、リーダーシップとは一流とは・・・20年のバレーボール人生の感動体験をお伝えします。

内 容

中学から始め、97年の3月に引退するまで20年間バレーボールをやってきた。
中学・高校と地区一回戦敗退。初めて注目されたのは大学3年の神戸ユニバーシアード大会で金メダルを取り、世界一になった時だった。

 翌年NECに入社、初めてのリーグ第21回日本リーグで優勝。数々の賞を取り、全日本選手に選ばれ、’88ソウルオリンピックへ出場。
 全日本選手になったものの本格的にはじめたのは大学から。この遅れを取り戻すため、練習が終わった後一人残って個人練習。これが日課だった。体育館を出るのいつも一番最後。しかし、どんな練習もつらくはなかった、目標は、日本一のセンタープレーヤーになること。

 選手が一人前になるまでには、何度か挫折を乗り越えなければならない。私の挫折は怪我でも病気でもなく、上級生になり、リーダーとしてチームを引っ張れなかったことだった。リーダーシップ力がないと感じた時、初めて限界を感じた。楽しかったバレーは苦しみに変わり、何度か辞めようと思った。

 それから約8年後、第1回Vリーグ最終戦。チームがもしや入替戦という崖っぷちに立たされた時、私の1本のブロックでチームを救うことが出来た。キャリアがあって初めて出来るプレー。この1本のブロックがチームを救い、私を変えた。この時初めてリーダーの自覚、プレーヤーとしての意地・プライドが生まれ、私を立ち直らせてくれた。

 それからチームも急成長。しかし、いつも決勝で敗れて2位。万年2位のNEC。勝つためには何が必要なのか。何度も苦い思いをし、出した結論は“勝つためにはリーダーが必要だ”ということだった。
そしてついに自分なりのリーダーシップを見つけ出し、第3回Vリーグ初優勝。9年ぶりの日本一奪回。

 やっと頂点に立つことが出来た時、コートから退く決心をした。勝った者にしか分からないこと、バレーボールの素晴らしさ、数々のエピソードを皆さんにお伝えしたい。

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