妻が僕を変えた日

広岡守穂 ひろおかもりほ

中央大学法学部 教授
NPO推進ネット 顧問

提供する価値・伝えたい事

普通の男性が、妻を支える気持ちになるまでのエピソードを分かりやすく話されます。

内 容

<若いお母さんは苦しんでいる>
 児童虐待で子どもを殺す親の約4割は母親なのです・・・。
この数字で、6割は父親が殺してしまってるという事に気づかなければならないのです。毎日「児童虐待センター」には様々な相談が寄せられていますが、その約100%は女性からです。男性の子育てに対する意識の低さがここからも分かります。

<お母さんを一人にしてあげる>
 子育てに追われるお母さんをリフレッシュさせようと、よく「家族サービス」と称して動物園や旅行に出かけていました。後々になって「あの時は楽しかったね」と妻に聞くと、「全く楽しくなかった」という意外な答えが返ってきました。深く聞いてみたら、「1時間でもいいからあなたに子どもを見て欲しかった。その間私を一人にしていて欲しかった」と言われてしまいました。

<少子化問題について>
 女性が安心して子どもを産める環境が整っていない。託児所が少ない上、あずけていてもパートタイムで働いている間に子どもに何かあるとすぐに呼び出されてしまう。事業主は不安定な雇用は好まず、その主婦はクビになる。ここに「女性問題」がひそんでいます。

<ボランティアについて>
 「この指とまれ」というボランティア団体の運営するデイサービスがあります。ここの素晴らしいところは、デイサービスであると同時に託児所でもあるのです。子どもと高齢者が同じところでいると、子どもに貴重な経験であると共に高齢者が日増しにイキイキしてくるのです。ここに新しい社会システムができあがろうとしています。

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