じょうぶな子どもをつくる基本食

幕内秀夫 まくうちひでお

フーズ&ヘルス研究所 代表

想定する対象者

栄養士、保育士、給食関係者、保護者、食育を学びたい方

提供する価値・伝えたい事

アトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー疾患、あるいは肥満、糖尿病など、子どもの健康問題が数多く浮上しています。そこにはさまざまな原因がありますが、食生活の影響が大きくなっていることは明らかです。また、個食やファストフード化など、食の乱れが指摘され、食育の重要性は誰もが認める問題と言えるでしょう。
しかし、さまざまな問題点を指摘する情報や「食育」の必要性が叫ばれながら、具体的な提案がほとんどないのが現状ではないでしょうか。育児中の父母の最大の悩みの一つに食生活の問題があると言われるのもうなずける話です。

今、何が問題であり、何をしなければならないのか、未来ある子どもたちのために具体的な提案をしたいと考えています。

内 容

保育園や幼稚園などの講演会でもっとも多い質問は「子どもが偏食で困っています」、「緑黄色野菜を食べてくれません。どうしたら食べさせられるでしょうか」。というものです。逆に「何に困っているんですか」と質問をしても、ほとんど答えはありません。実際にお子さんは元気に育っている場合がほとんどだからです。
ただ、お母さんが作った料理をすべて食べないだけであって、何も問題など起きていないのです。それを「困ったこと」だと考えてしまう背景にあるのは誤った「常識」があるからです。
成長期のお子さんにはたくさんの好き嫌いがありますが、それが本当に偏食なのでしょうか。お母さんやお父さんだって子どものころ、緑黄色野菜を好んで食べていたでしょうか。大人のように何でもかんでも食べてはいないのです。本来、子どもの食生活ほど簡単なものはありません。

誤った常識から開放されましょう。きちんと理解すれば、だれでも明日から食生活を見直すことは可能です。

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