アスベスト問題と建設業
~アスベストが与えた被害と今後の対策~

石澤清史 いしざわきよし

環境ジャーナリスト
環境省 環境カウンセラー

提供する価値・伝えたい事

断熱材や絶縁体として建材などに「魔法の建築素材」として使われてきた「アスベスト」。
1975年にその危険性が指摘され禁止された。さらに危険性が高い青石綿の使用が禁止されたのは、1995年になってからで、その間に600万トンを超えるアスベストが新たに使われてきた。
潜伏期間が10〜50年と長いので、アスベスト関連疾患は中皮腫による死亡者だけでも2000年からの40年間で10万人に達するといわれる。
アスベストを製造・加工・使用するメーカーの従業員、主に建築業、建材製造業、鉄道、造船、自動車関連事業者はもちろん、工場周辺住民や学校関係者も健康被害を訴えて深刻な問題となっている。

このように、社会に衝撃を与えているアスベスト(石綿)の脅威について、その実態と問題点を明らかにし、患者の救済と被害の拡大防止対策を考えたいと思います。

内 容

1.アスベスト(石綿)被害の波紋(ビデオ視聴)

2.アスベストの被害Q&A

3.アスベスト輸入量の推移 〜アスベストの9割が建築材料〜

4.国土交通省推計 分譲マンション50万戸の危険度

5.解体現場で飛散・解体費用は?

6.アスベスト含有量5%以内の抜け道

7.身近にあるアスベスト

8.アスベスト労災認定事業所リスト 〜厚労省公表の建設業一覧〜

9.各省庁のアスベスト対策 

10.建材在庫品販売の中止要請(厚生労働省)

11.アスベスト障害予防規則
  第5条   解体事業者関連
  第8・9条 解体工事の発注者関連
  第10条  事業者関連

12.アスベストに関する相談機構

13.アスベスト無害化技術開発(ビデオ視聴)〜群馬高専 小島昭教授〜

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