ファンを生み出す条件

久保ひろし くぼひろし

ビジネス脚本家
ドリームインテリジェンス(株) 代表取締役

提供する価値・伝えたい事

ファンを創り、リピートや口コミを生むのはテクニックではありません。
テクニックに目を向けるのではなく、自分の商売をどれだけ愛しているか、こだわってやっているかに目を向けて初めて、繁盛の本質が見えてきます。

内 容

—リピートしてくれない。

リピートがある商売のはずなのに、リピートがないとしたら、事は重大です。

私が、21歳で害虫駆除清掃業で独立したとき、飛び込みでお客さまを掴んでいたのですが、全然リピートが入りませんでした。1年に1回は、と考えていたのに、誰もリピートしてくれなかった。
正直、落ち込みました。
でも、今思えば、分かります。なぜ、リピートしてくれなかったのか。

今、私は、飛び込みとは無縁の、リピートと紹介で仕事をしています。そこには、手法やテクニックではない、根本的な考え方の変化がありました。

例えば、張り紙がボロボロであったり、商品にホコリがかぶっていたり、接客が無愛想だったりしたら、お客様は感動するでしょうか。口コミしてくれるでしょうか。
あまりに当たり前のことですが、これが出来ていないお店が多い。ガッカリするぐらい多いです。そういったお店は、自分の商売を愛していないことが多いです。

例えば、飲食店。愛して、こだわっていれば、どうしたら、お客様においしいと喜んでもらえる料理ができるかを、日夜研究と工夫を重ねて精魂こめて料理を作っているはずです。そして、それが、残さず食べられていたら、涙が出るくらい嬉しいのではないでしょうか。
逆に、残っていたら、決して流れ作業なんかで残飯入れに捨てられないはずです。味が不味かったのか、量が多かったのか、食材を活かしきれなったのか。アンケートやモニターで、お客様の声を聞くはずです。
さらに、お客様が食事を楽しむ空間をどう創り上げるか、接客もサービスも心くばりもなにもかも変わってきます。

あなたは、自身の商売、商品、サービスにどれだけこだわっているでしょうか。
こだわっていれば、こだわっているほど、それはお客様の心に伝わり、心を掴まえ、心を痺れさせます。
それが、お客様をファンにするのです。

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