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森がつくる 豊かな海

永田雅一 ながたまさかず

海洋動物学者
海洋ジャーナリスト

想定する対象者

環境問題に関心がある方
環境シンポジウム
企業の社会貢献、取り組み

提供する価値・伝えたい事

地球温暖化。さまざまな場面でその影響を感じている私たちですが海洋国家日本ではとても身近なところでその現象を見ることができます。
四方を海に囲まれた日本、海産物が大好きな日本人。次の世代に豊かな海を残すためには豊かな森を残すことも、とても大切なことなのです。

内 容

地球温暖化。
海洋国家日本ではとても身近なところでその現象を見ることができます。
まず日本人が大好きなウニ、北海道の積丹半島では高級ウニのエゾバフンウニがムラサキウニの侵略にあっています。さらにお正月にはかかせない子持ちこんぶ、実は7割から8割はカナダ産です。かつてにしんが大量に獲れた海は日本には存在しません。「うに」も「かずのこ」もアメリカ・カナダの西海岸からの輸入に頼っているのが現状です。そこにはまだ豊かな自然・森がまだ存在しているのです。
さてCO2の排出を抑えることはもちろん重要ですが、吸収するということで、森林の果たす役割とても重要です。
そのような訳で、海の森とも言われるマングローブに注目してみましょう。
特にアジアに多く分布するマングローブ、年々極端な減少傾向にありますが、 タイでは国レベルでマングローブ保護に努めています。それは日本人が大好きなエビの養殖のためにマングローブを伐採した結果、海が痩せてしまい逆に漁獲量が減ってしまったのです。今では「ブラックタイガー・エビ」とマングローブの共生を目指しています。
次に世界中のダイバー憧れの島、「パラオ」についてお話します。あまり知られていない事ですが、パラオには日本語が現地の言葉としてたくさん使われています。スーパーには日本の食材が山積みされていますし、車は日本車ばかりです。そんな美しい島パラオも、海面上昇の影響は深刻でマングローブに囲まれていない平坦な島は消滅する危機に陥っています。
最後にもうひとつCO2を吸収する重要な生物を紹介します、それがサンゴです。サンゴを人の手で増やす試みをご存知ですか?これからはこの活動にもっと理解と知識が必要だと思います。

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