親子で考える「人権」
~いつもこころにほほえみを~

丘乃れい おかのれい

シナリオ作家

提供する価値・伝えたい事

今、子どもたちが危ない!!
子どもたちの間に起こる予想もできない事件に、今、多くの大人たちが危機感を抱いておられることと思います。しかし、その大人たちが、様々な事情に日々心揺れ、子どもたちに示すべき豊かな未来を描けなくなっているのではないでしょうか。
“人”を大切に思う、“命”を大切に思う、これが『人権教育』の第一歩です。
人権をやさしく学べる教材としてのビデオ鑑賞と合わせて、親子で人権について考えてみませんか?

内 容

◎ビデオ上映と講演の組み合わせです。講演のみの企画もできます。

ビデオde絵本『いつもこころにほほえみを』
ハートフルな3つのお話(全24分)

『さっちゃんとえっちゃん』(6分)
今にも雨が降りそうな幼稚園の帰り道。さっちゃんとえっちゃんは松葉杖で歩くお兄さんを見かけました。
「あんなもので歩いてる・・・?」もし、雨が降ってきたら・・・そんなえっちゃんにお母さんが言いました。「心配しなくてもいいの。関係のない人でしょ」と足早にいってしまうお母さんー。
同じ心配をしているさっちゃんのお母さんは「さっちゃんが傘をさしてあげれば・・・」と言いました。
・・・自分とはどこかが少し違う人を初めて見たとき、子どもたちは「何故?」「どうして?」と驚いたり不思議に思ったりします。最初に受けた印象が、出会いを友好的にしたり否定的にしたりするようです。
・・・障害のある人のことを、可愛そうだとか気の毒なことだと思ったことはありませんか?
障害には不自由な面はありますが、不幸なことではないのです。


『のらねこミーシャ』(7分)
ミーシャは生まれつきのノラネコ。でも名前がある。だから仲間に自慢した。でも驚いた事にみんなにも名前があって、全部捨てられたネコばかり。ミーシャは名前をつけてくれたアツシ君を思い出すー。
たった一週間だったけど、初めて人間と暮らして幸せだったこと。ミーシャは私たちに言う。ボクたちにも命があって、最後まで家族でいたかったよと。
・・・ペットは“命”ある生きものであり、家族の一員であるはずです。それを簡単に捨てさせてしまう心に潜んでいるものは何か?
・・・ややもすれば何でも“モノ”扱いしてしまいがちな大人の社会。その価値観が子どもたちに“命の尊さ”を希薄なものにさせているのではないでしょうか。


『せかいのやくそく』(7分)
遠い遠い昔。地球に命が生まれ、山にも野にも美しい自然が広がりました。なのに・・・世界の人々は何年も何年も命を奪い合う戦争の日々を歩みました。そして、やっとおとずれた平和の時。私たち人類にとっての宝物「世界人権宣言」が世界の国々の大切な約束になりました。
・・・「世界人権宣言」は1948年12月10日、国連において採択された宣言です。この背景には、第二次世界大戦で犠牲となった数百万の人々や国々を破壊した戦争行為への大反省があります。
不幸しか残さない戦争の愚かさと、愛の希望が満ちている平和の大切さを、子どもたちと一緒に語りましょう。

Copyright © 株式会社システムブレーン All Rights Reserved.