丘乃れい おかのれい
シナリオ作家
1985年シナリオ作家としてデビュー。部落差別など社会の様々な差別と向き合い、その渦中の人々の出会いとふれあいから生まれる映画は命の讃歌であり観る者の共感を呼ぶ。最近の作品では、脚本家としてのみならず、監督として現場の指揮を執り人権の様々な側面から細やかに切り込んだ作品を発表。
丘乃れいのプロフィール
■職歴・経歴
1947年 京都市生まれ
1985年 シナリオ作家としてデビュー
高校時代から演劇に魅せられ、結婚後、新井一(あらいはじめ)氏のもとでシナリオを学ぶ。
1985年及び1986年執筆の児童教育映画2作品は、ともに教育映画祭優秀作品賞を受賞。
2003年には、京都市より教育功労者として表彰される。
また、『残された日記』『人にいちばん近いまち』『風と大地と梨の木と(全4章)』『残照の中で』など、10作品の脚本・監督がある。
部落差別をはじめ、社会の様々な差別と向き合い、その渦中の人々との善意の出会いとふれあいから生まれる映画は、まさに、命の讃歌であり、観る者の共感を呼んでいる。
■その他の作品
『雨の指もじ』
『約束』
『こごりの味』
『星空のハイスクール』
『一枚の案内状』
『千鶴子が微笑った』
『子供の権利条約』
『愛の山河』
『結婚誰のもの』
『君に心のパス』
『二つめの門』
『明日への伝言』
『若者たちの旅立ち』他多数。
また、親子で楽しめる人権ビデオ『いつもこころにほほえみを』(ビデオ絵本ライブラリー)を制作し、楽しみながら確かな人権文化を育てていくためのツールとして好評を得ている。
他に、『君に翼を』(ドキュメント監督作品)一人芝居『かつぎ屋の歌』、絵本等多数。
講演タイトル例
人権・平和
人権尊重を願って
全ての人が幸せに生きられる社会を!
朝起きてから寝るまで人権は関係していると思います。 映画監督の体験から人とのぶつかり合いを体験しました。 自分がみんなに一緒にがんばろうと声をかけ、なおかつ自分が素直になることにより、何とか作品を作...
プランへ移動人権・平和
親子で考える「人権」
~いつもこころにほほえみを~
今、子どもたちが危ない!! 子どもたちの間に起こる予想もできない事件に、今、多くの大人たちが危機感を抱いておられることと思います。しかし、その大人たちが、様々な事情に日々心揺れ、子どもたちに示すべき豊...
プランへ移動人権・平和 人権学習「互いを尊敬しあえる時代に」
“人”を大切に思う、“命”を大切に思う、これが「人権尊重」の第一歩です。 未来を担う子どもたちに、暮らしの中の小さなドラマに垣間見える“人権”に加え、ありふれた出来事の中にも確かにある、生きる歓びへの...
プランへ移動演芸・演劇
『風と大地と梨の木と』第一章「故郷はひとつ」
大自然の懐に抱かれて、人はどう生きるのか・・・
鳥取県が全国に先駆けて「人権尊重の社会づくリ条例」を制定し、その実現に向けての取り組みとして企画され、人権問題をあらゆる角度から学べることを目的とした作品。 古い価値観にしばられ、同和地区の出身者と...
プランへ移動人権・平和
『風と大地と梨の木と』第二章「カナエの結婚」
人権問題が自身の身に振りかかった時、あなたは・・・
鳥取県が全国に先駆けて「人権尊重の社会づくリ条例」を制定し、その実現に向けての取り組みとして企画され、人権問題をあらゆる角度から学べることを目的とした作品。 妹の結婚相手が、車椅子に乗った障害者だと...
プランへ移動演芸・演劇
映画『残照の中で』
~「自分は、果たして幸せだったのか。真実に生き得たのか」~
夕日が差し込むオフィス。大手企業の会長・速水一郎は物思いに沈む。 大病を契機にふと浮かんだある疑問。 「自分は、果たして幸せだったのか。真実に生き得たのか」 病後の保養と社内出版向けの自伝執筆に故郷の...
プランへ移動