映画『残照の中で』
~「自分は、果たして幸せだったのか。真実に生き得たのか」~

丘乃れい おかのれい

シナリオ作家

提供する価値・伝えたい事

夕日が差し込むオフィス。大手企業の会長・速水一郎は物思いに沈む。
大病を契機にふと浮かんだある疑問。
「自分は、果たして幸せだったのか。真実に生き得たのか」
病後の保養と社内出版向けの自伝執筆に故郷の土を踏む。この旅では、自らの人生を検証しようという決意をも秘められていた旅でもあった。

人類が長い歴史の中で培ってきた人権の尊さをもう一度、見つめ直してみませんか。

内 容

◎映画上映と丘乃れい(監督・脚本 )講演の組み合わせもお奨めです。

上映時間  :55分
監督・脚本 :丘乃れい
プロデューサー :泉 俊一(KBS京都)
       重久 剛−(オフィス・ヒューマンヒル)
音  楽  :村山達哉(APA)
撮  影  :牧 逸郎

出  演  :高橋幸治 岩崎加根子 平沢 草 赤座美代子 荒木しげる 小野朝美 
西園寺章雄  安岡由記子 ほか    

<あらすじ> 
大手企業の会長、速水一郎は大病を契機にふと浮かんだある疑問がいつまでも頭から離れないのだった。「自分は、果たして幸せだったのか。真実に生き得たのか・・・」
数日後、速水は、40年振りに故郷の土を踏んだ。表向きは病後の保養と社内出版向けの自伝執事の旅だったが、速水の胸には、この旅で自らの人生を検証しようという決意が秘められていた。

そして、速水の自伝を記録するアルバイトとして、美術大学の学生、内藤繭子を雇う。
ある日、繭子は母からの電話で、母の結婚相手が在日韓国・朝鮮人であることを知らされる。
「そんな人絶対いや。絶対お断りだから」繭子は、猛烈に結婚に反対し、電話を乱暴に切ってしまうのだった。

速水が静かに語り始める。「部落差別が、私の人生から愛という文字を奪い取った。ただ一人愛
した恋人の父から身を引くよう懇願され、黙って恋人のもとを去ったあの日・・・」

速水と繭子は互いぶつかり合いながら、理解への糸口を探る。

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