魂萌え!の女たちー再生の岸へ、今、旅立つ

本岡典子 もとおかのりこ

ノンフィクション作家
元 ニュースキャスター

想定する対象者

生涯教育や文化講演・男女共同参画に関わる自治体や女性センター・保険組合会員・PTA・中高年社員・労働組合の研修会など。
30代半ばから60・70代にわたる各世代。それぞれの生き方・夫婦問題・健康を考える男女。
男にとっても女にとっても人生の午後は長くなりました。50代を超えてなお、人生を変革できる可能性に充ちています。「長寿社会の到来」とは、中年期という夫婦の時代が飛躍的に伸びたこと、そして、その後にやってくる「女がいつかは一人で生きる時代」を見据えて生きることに他なりません。

提供する価値・伝えたい事

「魂萌え!の女たち」とは、子育てを終え、結婚、出産、職の有無に関わらず「生きていることの豊かさ」を貪欲に体現しようとする女性たちのことです。50歳を越えて留学する人、大学院に入る人、20歳以上も歳下の男性と再婚を果たす人。
日本が抱える多くの問題の中で、「夫婦の問題」は大きなテーマです。人生の長い午後をいかに豊かに生きるか。男性にとっても女性にとっても、長寿社会を幸せに生き抜くためにとても大切なテーマとなっています。
この講演では「魂萌え!の女たち」の生き様を探りながら、心豊かな第二の人生に旅立とうとしている男女が嵐さえも楽しみながら、大海原へ船出するためのたくさんの知恵と指針、ご自身の「魂萌え!」る心を再発見して頂ければと思います。その準備は、30代半ばから始まっているのです。

内 容

中高年に至った女性の長く溜め込んだマグマはどの世代よりも激しく、結婚の午後、人生の再生の岸に向かって大らかに帆を揚げて船出を始めています。
しかし、またこの時期は、急激に外の世界に羽ばたこうとする妻と定年で多くの時間を家庭で過ごし、「最後は妻が看取ってくれる」と安心しきった夫との間には、微妙なズレを生み出します。
夫は定年後、経済的に家族を支える役割以外の魅力がなければ、家族の中で居場所を失う。また、妻は母や妻という役割だけでは、生きられなくなってくる。生身の男と女としてどれだけ魅力ある存在であるかが問われてくるのです。
夫婦の不和、子供の独立、老親の介護や死、夫の定年……。中年期の喪失の危機を生きる原動力に転化させ、多くの夢を実現させた「魂萌え!の女たち」の生き様を探りながら、人生の、結婚の午後を「祝祭の季節」にするための知恵と夫婦復活の方法を豊富な取材とメノポーズ(閉経)カウンセラーとしての実績、自身の経験も踏まえ、「中年期の危機と再生」関わる作品を数多く上程した著者として、特に家族や夫婦の関係性と人生の再構築の方法を具体的にわかり易く、様々な質問にも答えながら、会場の皆様と共に楽しく考えていく講演です。
更年期以降の人生は、人との関係性の中で、改めてどのような自分の人生を築き上げていくか、夫婦にとってもまったく新しい人生の始まりでもあります。人生の秋深く、女たちは「Awakening」・目覚めの季節を迎えています。
会場にいらした皆様がそれぞれに「魂萌え!」る心を再発見して下さればこんなに嬉しいことはありません。

根拠・関連する活動歴

講演では「男と女の分かち合い『人生100年時代』の夫婦・家族・仕事」「魂萌え!の女たちー再生の岸へ、今、旅立つ」など夫婦、家族、仕事、中年期女性の心と体などの身近なテーマから、21世紀の日本社会への提言、国際理解、教育といった幅広いテーマまでを豊富な知識と実績、巧みな話術で聴講者を惹きつけ高い評価を得ている。

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