中国に女文字を訪ねて
~もう一つの中国紹介~

細見三英子 ほそみみえこ

ジャーナリスト

提供する価値・伝えたい事

中国湖南省のさらに奥地の小さな村に、女性だけが読み、書くことのできる文字が今に伝えられている。どんな文字なのか?なぜこの村だけに?いつごろ作られたのか?女性問題をもっぱらとする記者のミステリアスな取材が始まる。

内 容

直線で2000km、人民列車にもまれての旅は、発展する海岸部と緊張下の農村部、対立と融和を繰返した漢族と少数民族の実情を皮膚感覚で伝える。そして女文字は、漢族と徭(ヤオ)族の女性たちの自立した交流の中から生まれたという結論に導かれていく。毛沢東の生家や、ミイラ発見で沸いた馬王堆漢墓など、中国有数の史跡や観光地のルポも興味深い。
講演では、『中国「女書」探訪』(新潮社)に記した取材体験に基づき、新たな切り口で女性問題についてお話しいたします。

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