安全保障の国家戦略

志方俊之 しかたとしゆき

帝京大学名誉教授

提供する価値・伝えたい事

著書『日本はこのままでは生き残れない』(07年8月 PHP研究所)より
多くの日本人が勘違いしている。「国防」とは「軍事力」ではない。「軍事力」はあくまで「国防」の一手段にしか過ぎない。しかし日本は、その一手段である「軍事力」を避け続けてきたために、「国防」全てを放棄してしまっているのである。
その結果として、日本はいま、かつてないほど危機にさらされている。防ぐものは他国のミサイルなどによる直接攻撃だけではない。サイバーテロやバイオテロ。情報流出や機密漏洩。国内外における自然災害への対処・・・。これらも「国防」の範疇なのである。
さらに、「国防」とは政治家だけに課せられた問題ではない。むしろ重要なのは市町村といったレベルなのである。
有事法制、防衛庁の省昇格、海洋基本法、宇宙基本法、日本版NSC、日本国憲法、核論議…。いまだ未整備な我が国の「国防力」の実態と、我が国が本当の平和を手に入れるために最も必要なことを明快に説く!

内 容

著書『日本はこのままでは生き残れない』(07年8月 PHP研究所)より
あまりに脆弱な国防の実態…。日本屈指の防衛スペシャリストが「無防備列島」に警鐘を鳴らす!
◆お粗末な国防意識を見直せ
◆いつまで「脅威」に無自覚でいるのか
◆国防力は軍事だけではない
◆当たり前の国防論議
◆早急に取り組むべきは人材育成
◆憲法をどうする

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