全国学力テスト・トップクラスにするための教育方策

木内知通 きうちともみち

教育研究者
教育人間学研究所所長

想定する対象者

教職員
周知のように、全国学力テスト「全国学力・学習状況調査」(文部科学省)が2007年(平成19年)から、1自治体(愛知県犬山市)を除いて、公立校は全国一斉に実施されています。小学6年生と中学3年生の児童・生徒を全員対象とし、国語と算数(数学)の2教科について基礎・基本の知識とその活用、そして生活習慣・学習環境に関する調査です。
文部省(当時)が進めてきた「ゆとり教育」は、国際的な学力調査で、常に上位を維持していた日本の児童・生徒の成績の低下傾向を招き、大きな問題となりました。
全国学力テスト・調査の目的は、学校の教育活動や市区町村の教育施策を国が定める基準で評価し、その改善に役立て、信頼される学校を構築する必要があります。

内 容

■学校の教育・学習環境の改善
1.カリキュラムの再点検
   カリキュラム開発→「学力」「規範」「人格」
2.学校規律の回復
   「大多数の児童・生徒の学習環境を守る」
   「教師の教育実践環境を保証する」
   アメリカの学校再生・「ゼロトレランス」(日本の文部科学省も導入)
3.教師の(教科学習)指導力の向上 授業実践力 「専門的知識 技術 技能」
4.地域社会(保護者・学生・教職経験者・定年退職者等)の学校支援体制の確立
5.家庭学習(宿題)の日常化 ★「習得・定着確認ノートの作成」
6.塾・予備校の授業分析
7.学力は国力の本質   他

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