見える化
~強い企業をつくる「見える」仕組み

遠藤 功 えんどういさお

株式会社シナ・コーポレーション 代表取締役

提供する価値・伝えたい事

現場力を強化するには、現場が能動的に高次元の問題を解決する問題解決能力を磨くことが必要である。
そのためには、問題を発見すること、つまり「見える化」が重要である。
「見える」ようにするためには、「見せる」意思と行動が必要だ。
真の「見える化」の実現は、「見せる化」を推進することであり、「見せよう」とする人づくりがカギになる。

「見える化」の落とし穴の1つがIT(情報技術)への偏重。
「見てくれるはず」という期待を前提にした仕組みを作った結果、見る意思のない人間にとって「見ない化」「見えない化」になってしまう失敗例もある。

内 容

問題の見える化

状況の見える化

顧客の見える化

知恵の見える化

経営の見える化

トヨタ自動車は新型「カローラ」の開発に当たって、機密扱いだった部品単価を開発担当者すべてにオープンにする手法を取った。
部品単価の明細まで「見える化」し、コスト上の無駄や改善の余地がどこにあるかを探るためだ。
30を超える事例から、地道に現場力を磨く企業の工夫や努力がうかがえる。

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