次世代を担う若者達へ
よりよく生きるための勇気と指針

鈴木光司 すずきこうじ

作家

想定する対象者

若者たち全般
新入社員・若手社員・労働組合の新入組合員など

提供する価値・伝えたい事

私が若者達に語りたいのは、仕事、旅、航海など、実際の体験から導き出されたアフォリズム(格言)の数々です。とくに、1万マイルを超える航海経験から、ヨットを操り無事に目的地点まで航海するための術と企業のマネジメントが酷似していることを学ぶことができました。これから世に出ようとする若者たちに、よりよく生きるための勇気と指針を与えるようなメッセージを発信していきたいと考えています。

内 容

1)みんなと同じことをしようとすれば時間と金の膨大な無駄が生じる。敢えて共通のアイテムを捨てることによって、自分に磨きをかけろ。

2)優しさは、勇気を伴ってこそ、大きな価値を持つ。優しさと弱さのカップリングは失敗や不幸を招くことが多い。

3)困難な状況にあるときは、うまく乗り切ったあかつきに訪れるであろう自分の成長をイメージしろ。そうすれば、ひと踏ん張りする力が湧く。

4)失敗の責任を自分以外のものに押しつける人間は、成長できない。失敗した場合、原因を分析し、言語によって意識化しなければならない。その作業を経ないまま、同じ状況に遭遇すると、失敗は繰り返される。

5)世界の基本原理は、競争ではなく、協力である。一見して競争のように見える現象は、実際のところ、棲み分けである場合が多い。ナンバーワンになるために必要なのは、勝ち抜く能力ではなく、コミュニケーションを通して協力し合い、自分のスペースを広げていく能力である。

6)合理は常に追求されるべきである。不合理を放置すればやがて破滅が訪れる。問題は、何が合理で、何が不合理なのか、簡単に明かにならないところにある。効率も同様。非効率の放置は破滅(死)をもたらす。生命にとって、最大の非効率は、癌細胞である。

7)成功の秘訣をひとつだけ挙げろと言われたら、「善人に徹すること」と答える。正直で、魅力的な人間ほど、成功できる可能性が高いことは、科学的に証明可能である。

8)歴史は繰り返さない。ダイナミックに流動していくだけである。その流れは、左右に振幅することがあり、同じ方向に向いているとき、繰り返しの ように見えることがある。我々の眼前に広がるのは常に新しい局面であり、過去と同じ答えを当てはめてこれを解決しようとしてはならない。

9)いくら勉強ができても、経験が伴わなければ、エリートたる資格はない。
状況分析の後に判断して決定した結果が、すべて自分に降りかかってくる状況をかいくぐってのみ、経験したといえる。

10)人生は短い。基礎をみっちりやり、百パーセント安全確実になってから事を起こしていたら、何もしないまま人生は終わってしまう。 「三割できたらGO!」の精神で行こう。

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