字幕の中に人生
戸田奈津子 とだなつこ
映画字幕翻訳者提供する価値・伝えたい事
一秒四文字、十字×二行以内のせりふ作りにすべてを賭ける映画字幕の第一人者が、『第三の男』の名訳を目にして以来あこがれつづけた字幕翻訳者への道が『地獄の黙示録』で花開き、以来人気と実力を得るようになった今日までの半生をお話します。ハリウッド・セレブの素顔を紹介する「スターと私のナイショ話」もお話しします。
スタッフからのコメント
■「自分の好きなものと、若い時に出会うことの大切さ」を強調。焦土と化した戦争直後の東京で、
たった一つの楽しみとして心をとらえたのは映画だった。中学校で初めて英語に出会い、
好きな映画をより楽しみたいがために英語を勉強した。勉強のモチベーションとはそういうもの。
好きなものに引っ張られて、知識を得られるものです。
夢を抱いていれば叶うのよ、なんて世の中そんな甘いものじゃありません。
「夢は向こうから歩いてくるわけじゃない。自分で積極的に行動して掴み取るもの。
好きなものを大切に。そこに、天から授かった才能の芽があります。自分の道を決めるのは自分。
変わらない真理です。」
映画のエピソードをふんだんに盛り込みながら、夢に向かって進んでいく事の重要さをお話頂けます。
(学校PTA・教育委員会担当)
■講演を聴講して、もっとも印象に残ったのが、
「好きという気持ちが、人間最大のモチベーション」という言葉です。
戸田さんは小学6年生で映画に引き込まれ、それが人生のスタートラインになったそうです。
英語がもともとできた訳ではなく、映画が「好き」で「もっと知りたい」という気持ちから
英語の情報にも目を通すようになり、英語の知識がついたとのことです。
「私が好きなことは何なのか」
「私はその好きなことに一生懸命取り組めているのか」
講演を聴講して、改めて考えさせられました。
また講演の中では、大ヒット映画、翻訳の裏話や映画監督、ハリウッドスターとのエピソードなども
紹介され、戸田さんからしか聴けない貴重なお話が満載で、年代・性別問わず楽しめる内容です。
労働組合様では組合員のモチベーションアップ、または文化講演会や著名人講演会にピッタリです。
是非ご検討ください。
(労働組合担当)