トライアスロン日本代表監督が語る「働くことの意味」とは 
~苦しさの中から見つける仕事の価値~

飯島健二郎 いいじまけんじろう

リオデジャネイロオリンピック トライアスロン日本代表監督

想定する対象者

JA共済連のLA(ライフアドバイザー)の方 
JA信連の渉外担当者の方
保険会社の営業の方は自らすすんでその職種を選ばれていますが、JA共済連のLAの方は望む望まないに関わらず人事異動で配属されたものです。よって、スタートラインの時点で保険会社の営業の方とはモチベーションがまったく違います。加えて、平日の日中は大抵の家庭がそうであるように決定権を持たれているご主人は仕事で不在、帰宅時間は遅い場合が多いです。平日にお会い出来なければ土日祝など休みを返上して訪問しなければならない場合もあります。よって、人事異動によって配属されたLAの仕事に対する取り組み方や姿勢などのモチベーションが維持出来ないなどの課題があります。

提供する価値・伝えたい事

モチベーション向上
「働くこと」の価値は何なのか
「働くとは何か」に対する一つの答え
プラス思考の重要性
思うようにいかないときの自己管理術

内 容

(1)怪我のリハビリをきっかけに始めたトライアスロンにのめり込んでしまい、もともと有していた教員という安定した職業を捨て、プロトライアスロンの道に進むことになります。
競技専念後は単身渡米し、日本のトライアスロン界のパイオニアとして活躍し、一時代を築きました。

(2)1998年に競技を引退後、「働くとは何か?」を自らに問うために、志願して100日間地下鉄工事現場で働いた経験をも持っております。

(3)その後、指導者に転向し、トライアスロンが五輪正式競技となった2000年シドニー五輪では代表監督に就任し、アテネ、北京、ロンドンともに代表監督やコーチとして携わってきました。

講演や研修は対象に合わせたお話ができるように様々なバリエーションを用意しております。

今回の対象者の方の場合、仕事の取り組みやモチベーションに課題があるようですので、
お話しする内容としては(1)と(2)が中心となります。

(1)では、アスリートとして培ってきたモチベーション向上を含めた自己管理術を伝授することがメインになります。
飯島がトライアスロンを始めた当時は、トライアスロン自体アメリカで始まったばかりで、日本でも紹介されて日がたたないマイナー競技であった。
そういった満足する環境でない中でも飯島はトライアスロンに専念してきた経歴がある。
そこでいかなる壁にぶち当たり、どう乗り越えてきたのか。
ここを対象者の方と共有することで、対象者の方に共感してもらえる共通点を探り、なおかつ、対象者の方がこれから仕事をする上でのモチベーション向上のヒントを見つけてもらうのが飯島の講演の最大のポイントである。
そして、その困難を乗り越えた後にはどういった人間になれるのかをも紹介することで将来のビジョンを持ってもらうこともこの講義の大きなポイントである。

(2)に関しては、飯島が現役を引退し、それまで経験したものとは全く異なる地下鉄工事という仕事のエピソードを語り、過酷な状況で仕事をすることで見出した「働くこと」の意義をお伝えする。
このエピソードをどう受け取るかは人によって異なるが、これを紹介することで、人々が現在持っている「仕事の意義」の概念を改めて考えてもらうきっかけになればと考えています。

スタッフからのコメント

飯島さまはアスリートとして極められたからこそ、ストレートに伝わってくるメッセージには説得力があります。スポーツ選手は自己管理能力が高く、自分を常に分析しているというお話などは、JA共済連様のLA(ライフアドバイザー)の方々やJA信連様の渉外担当者の方々のように常に目標にチャレンジし、自身のモチベーションを維持し続けなければならないお立場にある方々にとっては、大変役立つ内容です。
諦めず、ピンチに耐えれば耐えるほど大きなチャンスがやってくるという話には勇気づけられ、「人は情熱があれば変わることが出来る」という言葉に感銘を受けたという声を多くいただいております。
JA共済連様のLA(ライフアドバイザー)の方々やJA信連の渉外担当者の方々のよう営業職の方には自信を持ってお薦めしたいと思います。(JA担当:田中)

Copyright © 株式会社システムブレーン All Rights Reserved.