現場の危機管理能力を高める

白井 文 しらいあや

三洋化成工業株式会社 社外取締役、ブラザー工業株式会社 社外取締役
東洋アルミ二ウム株式会社 社外取締役、株式会社ロイヤルホテル 社外取締役
元 尼崎市長

想定する対象者

安全担当の方、行政職員、防災担当の方

提供する価値・伝えたい事

災害や事故発生した際、リーダーはどんな行動をとればいいのか?
福知山脱線事故での経験から、危機管理能力とはなにか?
をお話させていただきます。

内 容

■市長に就任して2年半後、JRの脱線事故が起こった。
私は参加してた催事の最中に市役所に呼び戻され、
現状も分からないまま、災害対策本部長にされ、指示を求められた。
天災以外で災害対策本部ができたのは尼崎が初。

■二つの決断
市長として出した指示

■ご遺体安置所でのできごと
対応が遅いとテレビで報道されるなか、ご家族の方に説明をすることになった。
そのとき、被害に遭われたご家族からいただいたねぎらいのことば。

■消防局長含め消防局員たちは現場で35時間以上寝ないで働き続けてた。

■尼崎市民の方々の救援活動
名前も告げず、近所の沢山の市民や会社、学校が率先して被害者の救出や援助を行ってくれた。
その初期対応が素晴らしかったため、二次災害を防ぐことができ、世界的にも高い評価を受けた。
その感謝の意味をこめて、事故の翌年市政90周年の表彰で、
救助活動をしてくださった市民全員を表彰し、賞状を市役所に飾る。

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