病を包むお見舞い言葉

三橋尚伸 みつはししょうしん

真宗大谷派 僧侶
産業カウンセラー

想定する対象者

中高年から圧倒的に多くなる、主にガンの患者さんに対する対応を学ぶので、患者さんを抱える家族・患者本人・友人・医療関係者など、どなたでも対象になります。
中高年の方々にとっては、他人事ではない内容なので、その年代の方々が参加されるセミナーや、プロのカウンセラーの方々からの研修依頼もあります。

提供する価値・伝えたい事

二人に一人という高い確率で誰でもが一人称の問題に成り得る「がん」ですが、実際にそのようになられた方にどのように対応したらよいか迷います。自分がなった時にどうしたらよいのか、受け止められるのかも迷います。そして残念ながら遺族になってしまった方への対応は、もっと難しいのではないかと思います。それらの問題に、哲学的な答えを示し、更に具体的な対応もお教えできる内容になります。

内 容

①苦悩と煩悩の関係 ②患者の心理状態 ③対応(主人公は患者さん) ④終末期の患者との対話 ⑤自分が病気になった時 ⑥遺族への対応 などです。一切皆苦の不条理を生きているという真実を、仏教から解説し、②からは患者・家族などの心理状態を具体的に解説しながら、その対応を学びます。
時間は最低でも90分。講演の場合は、人数制限はありません。
研修の場合には、ワークを取り入れる方がよいので、多くても50人位まで。時間は、可能なら120分はいただきたいです。

根拠・関連する活動歴

20年以上にわたる患者さんとの具体的関わりの実績があります。プロのカウンセラーとしても患者さんに関わり、医師や看護師など医療従事者への研修も続けています。現在でも病院と提携しており、定期的に患者さんのカウンセリングを継続しています。これらの活動の集大成としての著書「『病』を包むお見舞い言葉」が、講談社からも出版されています。

スタッフからのコメント

医療機関や病院で患者様と関わっている方、介護施設で働かれている方、
また今後そのような場所で働かれる学生の方々に聴いてもらいたい講演です!

「宗教家」というと、少々構えた気持ちを持ってしまいがちかもしれませんが、
三橋尚伸さんの講演では、日本人の生活・文化が仏教と深くかかわっている、
ということがわかり、「患者様の心に寄り添う上で大切な心」というものが伝わってきます。
病院で患者様に接している方、介護施設で高齢者に接している方、
これからそのような立場になる方にぜひ聴いていただきたいです。

自分の心がふっと軽くなり、人にも優しくできるようになるのではないかと思います。

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