19歳で社長になった重度障がい者が熱く語る
働く、ということ 「働きたい」という夢を捨てることはできない

佐藤仙務 さとうひさむ

株式会社仙拓 代表取締役社長
一般社団法人日本経営士会 特別会員経営士

提供する価値・伝えたい事

著者は生後10 カ月で10 万人に1 人の難病といわれる脊髄性筋萎縮症だと診断された。この病気は、筋肉を動かす神経に問題があり、徐々に筋肉が委縮し、体が動かなくなってしまうものである。出来ることは、指先をわずかに動かすことと、「話す」ことだけである。
小さな頃から社会の一員として働きたいと思っていたが、高校卒業後の就職活動で、重度障がい者をしっかりと受け入れてくれる場所がないことに気づき、深い挫折を味わう。
しかし、それでも自らの中にある「僕だって働きたい」
という気持ちを捨てることできなかった。
そこで、養護学校時代からの幼馴染みである松元を誘い、2人で起業することを思いつく。松元も、同じく10 万人に1人の難病である脊髄性筋萎縮症を患っている。
「2人で会社を作ることは決まった。でも、何から始めればいいんだろう……」
寝たきり社長としてウェブサイト制作会社を設立し、これまでに感じた「働くことの意味」を問いかけたい。

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