両親を自宅で介護して
~ときにはずぼらも大切なこと~

春やすこ はるやすこ

タレント

想定する対象者

介護をされている方、福祉関係の仕事の方、一般の方々

提供する価値・伝えたい事

脳梗塞(こうそく)で右半身がまひしていた父が、自宅の階段から落ちて歩けなくなった後、自宅での介護が始まりました。
しばらくすると、母も自転車で転んで大けがをしたり、肺の持病が悪化したりして、一人で両親の介護をするようになりました。

一番辛かったのが、夜中の介護でした。
疲れ切っていた私は、父に言ってはいけない言葉を言ってしまいました。
「私もしんどいねん。さっさと死んでくれた方が楽やねん」
娘におむつを替えてもらっている父の方が一番辛いはずなのに・・・
今でも後悔しています。

ケアマネージャーさんが、追い詰められている状況を感じてくださって、息を抜く方法を教えてくれました。
それまでは外で外食することさえ、後ろめたかったのですが、介護している側がしんどかったら、介護される側はもっとしんどくなると考えられるようになってから、自分のペースで介護ができるようになりました。

家族によって、状況は変わってきます。
ストレスがたまらないように、周りの人に助けを求めることも大切です。
私の経験を話すことが、少しでもみなさまの力になれるなら嬉しいです。

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