『健康経営で 日本経済を元気に』
    ~己を知る!!~

本多功夫 ほんだいさお

ゼネラルコーディネーター
ヘルスコーディネーター

想定する対象者

企業経営者、企業幹部、全従業員

自分自身の健康管理をテーマにした講演ですので、
すべての方々に聴いて、考えていただきたい。
企業は労働安全衛生法で、常時雇用をする全従業員を対象に1年以内に1回、定期健診を実施することが義務付けられている。
企業の検診を受けた人の中で、要再検査、要注意と診断された人は、「特定健診・特定保健指導等基本指針」に基づき再検診を受けなければならない。ところが、その中の約6割の人が、そのまま放り離しにしているのが現状なのだ。その結果が、大病につながっている。

提供する価値・伝えたい事

企業健保は、もしも所属する従業員が病気に罹ってしまった場合、その総医療費用の7割を負担。その中の半分は、企業側が負担することになり、莫大な医療費の負担になっている。例えば、要再検査、要注意と診断された人たちが、再検診を受けずに、大病になってしまった場合、1人当り約200~300万円の医療費がかかる。
国民皆保険の制度に守られている私たち日本人には、「病気になったら…保険がある」という、諸外国人に比べ健康に対する考え方・意識が、非常に薄いところに問題点がある。

内 容

平成23年度の国民総医療費は、23兆5850億円。なんと、人口1人当たりの国民医療費は、30万1900円に相当する。国民総生産に対する比率は8.15%となった。
◆己を知る!!
生活習慣病は、遺伝的な素因に生活習慣の乱れが重なって発症する。従って、病気になるべく罹らないようにするためには、〃簡単なこと〃から始めることだ。
食事や運動などの生活習慣に普段から注意を払うこと。そして定期健診の結果が出たら、異常がない場合でも検査値の経年変化をよく見て、自分の生活習慣考え直すを切っ掛けにして欲しいと思う。
激動の21世紀を歩む私たちにとって、毎日の生活の源泉である健康には十分なる投資が必要なのだ。
◆健康な頭脳によって創られる企業社会
21世紀の今日、新たな国際パワーゲームが始まっている。規制緩和やインターネットの普及によって、カネ、モノ、人、アイディア、情報が国境を越えて自由に移動する時代になった。それによって、相対的に組織よりも個人の力が強くなり、ビジネスにおいては消費者の声を無視して商売は成り立たなくなってきている。

お金は、チャンスのある場所に瞬時に移動する。
これからは、チャンスが何処にあるかを把握できる人間が強くなる。それには『頭脳』と『知識』が必要だ。
頭脳は「こころ」の基盤となるだけではなく、自律神経やホルモンの働きの最高中枢として身体の健康を総合的に維持するうえで重要な役割を担っている。

本講座では、心と振る舞いを制御し、全身の生体防御機能を維持する脳(=基幹脳)の基幹的機能について学ぶと同時に、自分を守るための健康的な日常生活習慣を考え直す切っ掛けを作って欲しい。
いまや、世界に国境はなくなった激動する国際パワーゲームの中で、私たち日本人は、いま「ナニを考え」「どう行動すれば…」よいのだろうか。
その知恵づくりについて、最新情報をまじえながら具体的に分かりやすく色々な知識を提供しよう。
【講演要旨】
1.頭脳と健康:脳力活性法
2.脳の働きと情報環境(日本人と鬱病)
3.自分を守る=健康の大切さ
4.免疫力を高める生活習慣
5.成熟化をどう抱きとめるか
  (成長社会と成熟社会の最大の違い)
6.新たな国際パワーゲームの行方
7.私たち日本人は、いま「ナニを考え」「どう行動すれば…」     よいのか
以上

根拠・関連する活動歴

ヘルスコーディネーターとして、30有余年生活習慣病についての基礎知識を修得。
円門的な医師陣の講演とは異なり、健康の大切さ、人間の生きる術を解りやすく、興味深く講話する。

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