建設現場の職人さんのマナーアップ

増谷淳子 ますたにじゅんこ

人材育成コンサルタント

想定する対象者

安全大会に参加なさる建設現場の社員の方、協力会社の職人さんたちに対しての内容
建設(工事)現場の職人さんたちは、技術はプロフェッショナルであっても、お施主様や近隣との応対面やマナーについてはどうでしょうか。まだまだ不十分だと感じることが多くみうけられます。無愛想である、言葉づかいが荒い、態度が横柄に見える等、お施主様に誤解を与えるような言動や振舞いに職人さん自身も気づいていないことが多いようです。そこで、自分が気づかないうちに相手を不愉快にしていないか、誤解を招く言動がないか、改めて自身のマナーを見つめ直すきっかけにしていただきます。

提供する価値・伝えたい事

建設現場の技術(施工)の品質はよくて当たり前。お施主様の評価は、現場に携わる人で決まります。マナー(挨拶や礼儀正しい振舞い)や気配りを極めることで、お施主様から安心・信頼されることを目指し、喜ばれるサービス品質を追求します。
「住宅」は一生の中で一番高価な買い物ですから、期待値が高くなるのは当然です。今は「会社」「商品」だけでなく、「そこで働く人」で選ばれます。安全・安心、技術に加えて「現場で携わる人=人間力=応対マナー」で差別化を図る時代といえます。
これまで以上に技術力+現場のマナー向上を意識し実践することで、お施主様の信頼度を高め、紹介や口コミに繋がる仕事を目指すことを目的とします。

内 容

1.職人は建設(工事)現場の動く商品です

(1)現場(展示場)の商品価値を上げるのは私たち

(2)「家」と「現場の職人」は常に一体として見られる  

2.お施主様や近隣の方との印象度を高める

(1)第一印象 無意識のあなたの表情や態度は大丈夫?

(2)笑顔を向けたら、まず明るく礼儀正しく挨拶しよう

3.お施主様の安心・信頼に繋がる好感度マナー(視覚編)

(1)表情筋のトレーニング 全体・ペア実習

(2)アイコンタクトと視線の高さへの配慮 ペア実習

(3)お施主様と話すときの距離感と位置関係 ペア実習

(4)こんな態度と身だしなみに注意!

3.お施主様の安心・信頼に繋がる好感度マナー(聴覚編)

(1)挨拶は先手必勝! 全体・ペア実習

  ・気配りの一言がよい人間関係と信頼に繋がる ペア実習

(2)こんなときどうする? 言い方ひとつで、印象が変わる

  ・お施主様に呼び止められる、指摘を受ける ペア実習

  ・お施主様に注意を促す ペア実習

  ・お施主様の話を聴くときの相づち ペア実習

  ・近隣への挨拶、近隣からのお申し出への対応 ペア実習

4.当たり前を極め、マナー・気配りを磨く!

根拠・関連する活動歴

安全大会の講演は、約5年間にわたり、某ハウスメーカー様からの依頼で各地を回ることとなりました。その折に、より現場に沿ったマナー・コミュニケーションの重要性をお伝えするために、現場に出向いてのヒアリング、打ち合わせを綿密に行ない、必要なエッセンスをプログラムに落とし込みました。ロールプレイングのケーススタディも、現場に沿った内容だと毎回好評でした。この後、アレンジを重ねながら今日に至り、数多くの安全大会でお話しさせていただいております。

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