あたりまえがあたりまえでなくなって気づいたこと
余命宣告から12日後の別れから始まった父子の物語

木本 努 きもとつとむ

NPO法人京都いえのこと勉強会 理事長
上智大学グリーフケア研究所 人材養成講座 非常勤講師

想定する対象者

小学生、中学生、高校生、大学生、父子家庭で頑張っている方、子育てに悩んでいる保護者の方、
突然妻を亡くして、「あたりまえがあたりまえでない」ことに気づいた体験から、子どもたちには、お父さん、お母さんの愛が伝わるように、大人には、妻や夫の存在のありがたさを感じていただけたたら幸いです。

提供する価値・伝えたい事

夫婦仲はどうですか?奥さまを大事にされていますか?
ご主人を大事にされてますか?
いつもいる方がいなくなることを想像したことはありますか?
余命宣告のあと、12日後に妻を亡くした。今まであたりまえだったことがあたりまえでなくなる。
何事も役割分担だと思っていた私は、妻の役割を担う。「正直、無理!!」と叫んだ。
今まであたりまえだったことが全て崩れていく。何事も「妻のおかげ」だったと気づかされた。

死別しシングルファーザーで生きる。子育て、家事に仕事。
自分の経験から何事もあたりまえでない!!ことをお伝えします。

内 容

妻が癌を宣告されて、死別してからの子育てと仕事。
時系列でお伝えします。

ごくごく普通の夫婦だった。3人の子どもに恵まれ私は仕事、妻は家事子育てと役割分担だった。
妻の43歳の誕生日に癌の宣告。手術は出来ない状態で、余命数カ月と言われた。
互いに生きることを考え病気と闘い前を向いた。しかし癌宣告からわずか12日後に天国へ逝った。
当時11歳、6歳、2歳の子どもを遺し。
仕事だけしていた私が子育て家事の役割を担う。

あたりまえだったことがあたりまえでない事に気づく。今更ながら妻に感謝する日々。
仕事と家事子育ての両立は無理だった。
4年8カ月頑張ったが「社長の変わりはいるが、父親の変わりはいない」と思いキャリアをすて子どもと向き合った。1年間専業主夫をしたおかげで子どもとの距離感が近くなり、母親目線になる。
料理も家事も少しは出来るようになった。そして子育ても。今思うと全てがあたりまえだと思っていた。
しかし全てがあたりまえではなかった。現在主夫10年生。母親脳に変化しています。


blog「父子手帳代表取締役主夫でした・・・」引用します。
https://kurama640203.blog.so-net.ne.jp/

根拠・関連する活動歴

NPO法人京都いえのこと勉強会(父子家庭支援のNPO)を設立し理事長に。料理、裁縫、洗濯の教室を開催しております。

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