人事労務の観点からみた人を活かす組織と個人の目標管理

菅田芳恵 すがたよしえ

社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー
産業カウンセラー、キャリアカウンセラー

提供する価値・伝えたい事

人事労務の専門家である社会保険労務士として、人を活かすための目標管理の重要性をお話しします。組織として目標を持つメリットを学び、その目標を管理するために必要な管理職としての役割や責任を認識します。目標は明確で困難な目標を設定することで動機づけが高まり、高い目標を上げることができます。個人においては、「困難度を高める方がやる気がでる」という調査結果もありますが、それには本人の合意と支援が必要です。組織としてさらに個人としての目標の設定、管理について学びます。
個人において目標の進行管理も重要で、与えるだけでなく、フィードバックや支援そして基本である報連相の徹底が肝心です。そのためには、部下一人ひとりのスキルや仕事の進め方、取組姿勢、仕事の成果等を評価して、それに応じた指導が必要となることを肝に銘じます。
最後に、若手職員を育てるために管理職として必要なことを学びます。
個人ワークとして、目標の設定の仕方と若手職員の人材育成としてどこをどのように評価すべきかを行います。

内 容

1.組織とは
 ・組織化するメリット
 ・組織として機能するための条件
 ・PDCAサイクル
 
2.組織と目標
 ・目標を持つ利点
 ・管理の概念
 ・管理職の役割
 ・責任と権限

3.目標設定
 ・目標の立て方
 ・計画を立てる
 ・個人ワーク:目標設定

4.報告・連絡・相談の徹底
 ・報連相が重要な理由
 ・報連相の正しい認識
 ・報連相を教育する

5.進行管理(若手の人材育成)
 ・部下への目標の与え方
 ・指導スタイルを使い分ける
 ・基本的な教育の考え方
 ・個人ワーク:部下の能力の棚卸

6.職場で取り組む指導と教育
 ・コミュニケーションで育てる
 ・仕事を与えて育てる
 ・躾・マナーを徹底する
 ・教育者としての管理職の心構え

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