電気自動車などの新エネルギー車が直面する現状と課題

和田憲一郎 わだけんいちろう

株式会社日本電動化研究所 代表取締役

想定する対象者

自動車産業は現在、変革期の真っただ中にいます。自動車整備工場関係者に於いても、電気自動車第二世代、自動運転、燃料電池自動車の登場が社会やライフスタイルにどのような影響を及ぼすのかはとても関心があることではないかと考えます。今回は、電気自動車、燃料電池自動車に絞り現状と将来動向、課題についてお話致します。対象は自動車整備に関する経営者、マネージャー層向けです。

提供する価値・伝えたい事

講演を通じて以下の内容をお伝えしたいと思います。
・次世代自動車の将来動向
・電気自動車や自動運転について
・燃料電池自動車の登場と課題
・水素ステーションとは
・圧縮機、蓄圧器、プレクール、ディスペンサーの役割
・燃料電池自動車の展望

内 容

今、大きな時代の変換点(Tipping Point)を迎えようとしています。
2014年、従来の新興国の伸びに加え、リーマンショック後、経済的に停滞していた先進国に於いてもリセッション懸念が後退し、クルマの世界では、世界自動車販売が約8,400万台と再び上昇志向に向かっています。しかし、クルマを取り巻く環境は深刻さを増しており、中国やアジアの首都の排ガスも含めた大気汚染は言うに及ばず、先進国ではガソリンスタンドが急減するなど、従来のインフラでは対応できない状況が迫っています。

このような環境の中、新世代自動車はどのように進化していくのでしょうか。今日は電気自動車、そしてこれから登場する燃料電池自動車を取り上げ、現状と課題について迫ります。特に電気自動車では自動運転との関係を、燃料電池自動車では水素ステーションとの関係について詳細にご説明致します。

今回の講演にて、ここ2~3年の間にどのような動きが起ころうとしているのか、また課題は何かを学ぶことで、自分達はどのような視点にて対応していけば良いのか、なにか気づきになれば幸甚です。

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