親と子の距離の取り方

上田早苗 うえださなえ

レッツ日本語教育センター代表
フリースクール上田学園園長

想定する対象者

「親と子の距離のとり方」の“親と子”が“社長と社員”になっても同じ問題がおきます。つまり、人を育てるお仕事をしている親御さん、先生、そして会社経営者や人事担当者の方々にも聞いて頂きたいテーマです。

提供する価値・伝えたい事

子供の時は、腕の中でしっかり大切に教育。そして小学・中学校と成長する中で、親離れが自然に起こります。
反抗期に入ります。反抗期バンザイです。親との距離が離れると同時に、親も子離れをして、淋しいような気持ちで自分の道を歩いて行かなければなりません。でも親が年を重ねていくうちに、子供が親の手をとり歩きはじめる。親子関係は子親関係になり、親は最後までおだやかな人生を送れるのです。

内 容

動物である人の子供は親を踏み台にして、成長するもの。年齢とともに親子の距離が遠くなり、大人になっていくことが自然。しかし、こどもが可愛いからと親が親でいることを放棄し、子供のマネージャーに成り下がりる。
その結果、年齢だけが成長していく“子供大人” が出来上がる。

この距離の取り方を間違えると、年金の年齢になっても年金で子供の生活をささえなければならず、また
子供に殺されかねないような親子関係などが出来上がることを、実例を挙げてお話させて頂きます。

根拠・関連する活動歴

13年間の海外生活も含め40年近く色々な国の学生に日本語を教える中で、日本の教育と海外の教育の違いを肌で感じ、また、18年近く「不登校、だからどうしたの?5年遅く社会に出たら5年長生きして帳尻をあわせればいいだけ」と言い、生きざまの素敵な社会人の先生方に「教育はしないで下さい。生きざまをぶつけて下さい。卒業後のことは学生の聖域。進学・就職に関しては口出しをしないで下さい」とお願いして、フリースクール上田学園を主催してまいりました。卒業生数は少ないですが、卒業生にフリーターが一人もおりません。それぞれが社会人として活躍しております。そんな学生達を通して気付かされた実体験からお話させて頂いております。

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