プロの親、プロの大人

上田早苗 うえださなえ

レッツ日本語教育センター代表
フリースクール上田学園園長

想定する対象者

フリースクール上田学園の学園生に親や大人に何を望むか質問してみました。彼らの答えは、「プロの大人になって欲しい」「プロの親になって欲しい」という答えでした。皆様はプロの大人ですか、プロの親ですか。学園生は言いました「長く生きたからと言ってプロの大人とは呼べない」「子供を産んだからと言ってプロの親とは呼べない」と。

提供する価値・伝えたい事

20世紀の残り香で過ごせたこの10年が終わり、本当の意味で21世紀がスタートしました。しかし、何をしていいのか分らず、親も教師も大人も只々右往左往しているだけのように思います。それを一番敏感に感じているのが子供達です。子供達は何を指針にして生きていいのか分からないのです。子供達は苦しんでいます。悩んでいます。今こそ子供達のために、また自分達のために、親は何をしなければいけないのかを、改めて考えるきっかけになればと願っております。

内 容

自己紹介
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プロの親とは、プロの大人とは
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自分を信じて子供と向き合おう

根拠・関連する活動歴

フリースクール上田学園の学園生達から「ただ長く生きているからと言ってプロの大人とは呼べない」「子供を産んだからと言ってプロの親とは呼べない」という意見に驚かされました。そして、子供達が親や大人に望むことは本当に単純な事なのだと言うことに気付きました。しかし、その大人や親は情報過多の中で右往左往するだけで、本当に子供達が望んでいるものが見えていないように思います。この18年近く学園では「卒業後のことは生徒の聖域。教師の手出し口出しは厳禁」と言い、学園生はプロの大人である教師達に見守られながら3月30日まで授業をし、卒業。そして自分の頭で考え進学に就職にと挑んでいきます。そんな私たちの経験を基にお話させて頂けると思います。

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