夢と子育て
~ 仕事も家庭も両方諦めない生き方 ~

桂 ぽんぽ娘 かつらぽんぽこ

落語家

想定する対象者

成人一般の方々

提供する価値・伝えたい事

幼い頃から憧れていたのが、自分に生きる勇気を与えてくれたお笑いをやることと、自分の家族をつくることでした。
しかし、入門が遅かったこともあり、二十代は自分の家族をつくる余裕がありませんでした。

30才で修行があけた時に、婚活をはじめ、縁があって夫と知り合い、娘を授かりました。
はじめての出産は非常に難産で、一度お腹の中で娘の呼吸がとまったりしましたが、緊急帝王切開のお陰で、特に問題なく元気に生まれてきてくれました。
それまで、自分以上に大切に思える人間がいなかったわけではないですが、この子が元気に生まれてくるなら自分がどうなってもいいと心の底から思えました。

最初の3ヶ月は、祖母や夫の協力を得て初めての子育てを頑張りましたが、段々と自分の中で焦りが出てきました。
娘はかけがえのない存在だが、それによって自分の仕事のポジションがなくなるのではないか・・・?
焦りが出てくると娘にも焦りが伝わるのか、夜泣きがひどくなっておっぱいを噛むようになってきました。段々とノイローゼ気味になってきた私をみて、夫が復職を勧めてくれました。

まだ乳飲み子の我が子を置いて仕事に行くのに罪悪感を感じていた私に、夫は「産むのはママしか出来ないけど育てるのは皆で育てられるから。ママが笑顔で働いている方がこの子も喜ぶよ」と背中を押してくれました。
お陰で夫が協力してくれ私は仕事を頑張ることが出来ました。子供との大切な時間を犠牲にしてまで働くのだから、
絶対に結果を出さなくてはと、今まで以上に真剣に仕事に取り組めるようになりました。
お陰さまで娘はパパ大好きっ子になり、私が仕事で家をあけてもあまりぐずらなくなりました。
しかし、それはそれで寂しいのと、そうはいっても我慢をさせている罪悪感で、たまの休みは私が娘にオモチャなどを買いすぎて夫にたしなめられたりするのですが、その時に夫は必ず娘にこういってくれるのです。
「ママが働いてくれてるお陰でオモチャ買えるからありがとう言おうね」と。

本当は私が働かなくても、贅沢をしなければ家計はまわるのですが、わたしを認め働かせてくれる夫に毎日感謝しています。

内 容

■修行中の失敗エピソード
■出産時、師匠は・・・
■子育ての楽しさと難しさ
■夢と現実とのはざまで
■パパとママ、どっちが好き?
■仕事現場でのハプニング
■夫、家族への感謝の気持ち
■仕事と子育ての両立 等

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