数学を通して、子どもの教育を考える

松岡 学 まつおかまなぶ

博士(学術)
数学者、数学教育学者

想定する対象者

一般の方々

提供する価値・伝えたい事

一般の方々に、数学者の視点で教育において大切なことをお伝えします。

数学の内容というより、教育一般や主体性、夢を抱くことなど、
気持ちのあり方を中心にお伝えします。

内 容

数学者の岡潔先生は、数学は計算ではなく、情緒が大切であるといいます。心を綺麗にして自然を大切にすることを説いています。そして、目に見える結果だけではなく、準備期間も重要であるといいます。

また、数学教育の1つの目的として、「精神的な自立」があります。与えられた問題を解くだけでなく、自分自身で問題を見つけ、自分自身で解決していくことが大事なのです。精神的な自立は数学教育だけでなく、人が生きていくためにも大切なことだと考えています。

人間は困難や課題に出会ったとき、向き合う勇気が必要です。課題から逃げたとしても、長い年月を経て、年老いたときに、その課題は再びその人の前に現れると、バリデーションの創始者のナオミ・ファイルは説いています。ですから、課題から逃げすに向き合えるような子どもを育てることが、教育では大事ではないでしょうか。

人生の課題と向き合う1つの方法として「自分が源泉」という考え方があります。この考え方をもとに、課題との向き合い方を考えます。

人と関わる際の感謝の気持ちや存在承認の大切さも伝えたいと思います。

根拠・関連する活動歴

■講演実績
「数学を通して、子どもの教育を考える」
香芝市民講座(2014年10月10日)

参加者の方の感想
「共感を持ち、感謝の気持ちを伝えることが大切だと分かりました。心を広く持ちたいと思いました。」
「数学と聞くだけで固いイメージがありましたが、まったく違って人としての考え方や生き方を教えてもらいました。」
「子どもを認める、存在承認について学び自分も心がけて使っていきたいと思った。」

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