旧日本陸軍と海軍に学ぶ組織のあり方

瀧津 孝 たきつこう

歴史エンターテインメント作家
日本史激動期研究家

想定する対象者

企業や団体の経営者、経営幹部、内部のチームリーダーなど、組織の立ち上げや運営に関わる方を対象とします。

提供する価値・伝えたい事

旧日本陸軍と旧日本海軍の実態については、日本人の多くが誤ったイメージを持っていたり、ほとんど知識がなかったりというのが現状です。これら二つの巨大組織の知られざる長所と短所は、現代の私たち、とりわけ何らかの組織を軸に日々仕事に取り組んでいるビジネス戦士たちにいくつもの教訓を与えるでしょう。

内 容

第二次世界大戦についてわずかでも知識のある人であれば、ほぼ共通認識となっている〝日本陸軍悪玉論〟を否定し、日本海軍の決定的な弱点を指摘しつつ、両組織の長短を比較します。日本史上最大の組織である旧日本陸軍には、これまで様々なメディアでも指摘されている頑迷な将官が多かった反面、柔軟性があり優秀な将官もまた多く、軍の実力は決して欧米諸国に大きく劣っている訳ではありませんでした。陸軍軍人は、当時の子供にとっては憧れの職業であり、陸軍大学校は日本中から秀才が集まるエリート集団でもあったからです。では何故先の大戦で負けたのか?陸軍と海軍の両組織の体質の差は、例えば開戦初期の主力戦闘機・隼(陸軍)が搭乗者の人命保護を重視した構造であったのに対し、零戦(海軍)が攻撃力一辺倒で人命軽視の構造だったことなどからも見て取れます。両組織の兵器思想や実戦の様相を紹介しつつ、エンターテインメント性豊かな講演とします。

根拠・関連する活動歴

旧日本陸軍と旧日本海軍がどんな組織で、どんな戦略、戦術のもとに戦いを繰り広げてきたかということについては、歴史研究家としての大きなテーマの一つとして、長年にわたって資料を集め、探求を続けてきました。その成果と結論を、講演ではお話ししたいと思います。

Copyright © 株式会社システムブレーン All Rights Reserved.