子どもの「折れない心」を育む子育てのあり方

矢吹孝志 やぶきたかし

健康・教育カウンセラー

想定する対象者

十代の子どもを持つ保護者全般。

提供する価値・伝えたい事

子どもに学力やスポーツ、特技など「能力の自信」を身に着けさせることも大事ですが、実社会を健やかに生きるためには、心の筋力といわれる「折れない心」を身につけなければなりません。
特に十代で育む「折れない心」はその後の人生の大きな力になります。

「学生は、せいぜいやっても16年」です。その後は、イヤが応でも「社会人」をやらなくてはなりません。
社会の中で健やかに生きるためぬは、学力や運動能力をはじめ、特技や資格、免許と言った「能力をつけることで得る自信」は勿論大事なことですが、最も大事なのが、ピンチに立たされた時や、危機に面した時、いかにして乗り越えるかということです。

なぜなら、世の中には、自分より能力の高い人はいっぱいいます。
そうした人と対峙すれば、当然、自分は負けてしまいますから、心は落ち込み、へこみ、折れてしまいます。

そうした場面に直面しても、決してくじけず、くさらず、諦めず、「負けてたまるか」「きっと自分は大丈夫」と自信を与えてくれるのが「自分が存在しているということに対する自信」、つまり自己肯定観であり、それこそが「折れない心」の根幹を支える力です。

「折れない心」とは、ストレスに打ち克ち、逆境を乗り越え、どんな困難にもへこたれない「元気、しなやか」な心であり、ストレスに対するレジリエンス・・「精神的回復力、復元力、反発力等」といわれます。

「折れない心」の習得技術は、自らのストレスマネジメントをはじめ、子育て教育や企業の社員教育、リーダー的立場のスキルアップを図るために広く活用されています。

講演では、「折れない心」を身につけるためポイントを解りやすく説明致します。

内 容

子ども社会を取り巻く環境は、ストレス社会と言われるように、子どもにとっても勉強や成績の悩み、、進路問題、友達関係、さらにいじめ問題など様々なストレスが蔓延しています。

中にはそうしたストレスに耐えきれず、不登校やひきこもりになったり、無気力状態に陥り、自殺など悲惨な事件が引き起こされています。

そうした背景には、わずかなストレスで心が折れてしまうという否めない事実があり、特に、「十代で育む折れない心」は「三つ子の魂百までも」と言われるように、その後の子どもの人生のあらゆる生活場面で大きな力を発揮します。

そのためには、まず「親御さん」自身が、心の筋力である「折れない心」を身につけ、日々の子育て、教育に生かすことで子どもの「折れない心」が育まれます。

いわゆる豊かな感性やたくましい創造力、興味や関心、旺盛な好奇心、協調性や忍耐力などの根幹を支えているのは『折れない心』のパワーです。

講演では、日常生活における「折れない心」を育む子どもとの関わり方を「親と子ども目線」で解りやすく説明いたします。

根拠・関連する活動歴

公立学校共済組合「福島支部・心のケア事業」の委託カウンセラーとして学校での健康、教育講演多数。
保護者、教職員、生徒を対象に、県内外の学校で「折れない心」に関するテーマで講演、セミナーを実施。

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