意思決定のための会計講座~管理会計の基礎~

川口宏之 かわぐちひろゆき

公認会計士

想定する対象者

管理職の方、稼ぐための会計スキルを身につけたい方

提供する価値・伝えたい事

管理職や経営幹部ともなると、ビジネス上の様々な意思決定をする立場になります。この設備投資をするべきか否か、A事業とB事業どちらに軸足を置くべきか、目標利益を獲得するための営業マンに課すノルマをいくらに設定すべきか、などなど。この意思決定を、なんとなくの勘で決めるのと、数値を使って合理的に決めるのとでは、事業の成功の確率が大きく変わってきます。
本講座は、「管理会計」の基本を「意思決定」という切り口から学べる研修プログラムで、適切な意思決定をするための各種数値の操り方を、演習を交えてじっくり身に付けていただくことに主眼を置いています。単に知っているだけでなく、実践で役立つスキルを本講座で身につけて下さい。

内 容

<セミナー時間>
7時間程度

<人数>
10~60名

<特徴>
図を多用した分かりやすい研修
グループワークや発表等を多数取り入れた双方向の研修

<カリキュラム>
1.イントロダクション
(1)講師の紹介
(2)研修のゴール

2.管理会計の基礎
(1)財務会計と管理会計の違い
(2)管理会計の役割

3.CVP分析
(1)固定費と変動費
(2)損益分岐点売上高
(3)安全余裕率と目標利益達成売上高
(4)CVP分析の留意点とCVP分析を使った予算管理手法
(5)固定費マネジメントの事例紹介

4.業績評価
(1)業績評価と組織形態
(2)残念な業績評価手法と正しい業績評価手法
(3)事業部長と事業部自体の業績評価の違いとは?
(4)事業部業績評価と予算の関係
(5)事業部間取引の価格設定方法
(6)組織形態の事例紹介(日立、京セラ、グーグル、アップル)

5.業務的意思決定
(1)外注すべきか?内製すべきか?
(2)古い設備を使い続けるべきか?新しい設備を購入すべきか?
(3)製品Aと製品B、どちらの販売に注力すべきか?
(4)サンクコストの罠

6.戦略的意思決定
(1)中長期的視点で投資の可否を判断する方法
 ・回収期間法 
 ・投下資本利益率法
 ・正味現在価値法
 ・内部利益率法
(2)演習問題

7.まとめ
本日の振り返り

根拠・関連する活動歴

延べ100社以上の企業研修・セミナー講師経験
大手監査法人での監査経験
証券会社でのIPO審査経験
ベンチャー企業でのCFO実務経験
会計コンサルタントとしてのバックオフィス支援業務の経験
著書『決算書を読む技術』『決算書を使う技術』(共に、かんき出版)
連載『図解でわかる『決算書』の仕組み』(夕刊フジ)

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