“お箸”から学ぶ日本の心配りと所作

浅海理惠 あさみりえ

お箸と風呂敷で伝える“日本のこころ”の伝道師

想定する対象者

・プレママ~小学生保護者
・一般市民
・取引先との食事の機会が増える中堅幹部
・日本人としての基本であるお箸の知識に乏しいと思われる方、扱いに自信のない方
・国外の方との接遇機会のある方

提供する価値・伝えたい事

古くから“家庭での躾の第一歩”とされていた日本のお箸文化・所作は、“人となり”を表すものであり、やおよろずの神やご縁、命に感謝する心の表現だけではなく、格の存在、ヒト・モノ・コトを大切に扱うこと、他に対する思いやりの精神など、人としての基本的な心構えや感覚を養うための最高の学びの場です。

これまでは家族などからによる口伝で伝承されてきたお箸文化ですが、現代においてはその伝承性は薄れ、例えば、大皿料理や一品料理の手軽さに満足し、一汁三菜をいただくことによりバランス感覚や精神、気配りなど、多くを学び、磨くことを怠るようになりました。 また、テレビを見ながらの食事に、食卓は単なる腹満たしと化し、命や神、そしてご縁に感謝することすら忘れさられる傾向にあります。

お箸使いには、モノは両手で扱うこと、とがった箸先や周りに気を配ること、美意識など“人となり”としての基本が詰まっています。

今一度、私たちにとって毎日使う程身近なお箸(使い)を見直していただくことで、日本人の持つ気配り、目配り、心配りができるような“心の教育”を行っていただくための知識と自信の一助にしていただきたく存じます。

内 容

・世界の中の“日本のお箸とお箸使い”
・日本にとっての“お箸”(神話、言葉、格など)
・正しいお箸・お椀の扱い方と箸使いから学ぶ“日本人としてのこころ配りと所作”
<いただきますに込める気持ち、両手で扱う所作の基本など>
・まとめ

根拠・関連する活動歴

日本箸文化協会 箸ソムリエ(箸文化大使)
文部科学省・経済産業省認可社団法人全日本きものコンサルタント協会認定 日本マナー検定協会上級資格認定者/マナーアドバイザー資格認定者
装道礼法きもの学院 礼法講師資格認定者

2013年より自社講座「にほん人としての所作~miseraマナー講座~」(https://misera.jimdo.com/ )<現:日本に息づく心配り~Le point de vue de Les Misera ~(https://www.kokoro-kubari.com/ )>を土台に活動を開始し、これまで自社での講座受講生は100名を越えます。

その他、NHKカルチャー主催のフランス・コルマール開催国際交流祭でのお箸・風呂敷ワークショップの経験の他、福岡、鳥取、埼玉、千葉、東京、栃木などで、風呂敷・お箸・マナーに関する各種講義・講座・ワークショップを担当し、テレビや雑誌にも取り上げていただいた経験もある。

自身も代行事業の経営者であることから、幅広い年齢層・業種業態・役職の方々と接することになれており、講座も一般市民から経営者まで幅広い年齢層に対応することができ、また好評をいただいている。

Copyright © 株式会社システムブレーン All Rights Reserved.