上手な褒め方・叱り方で効果は2倍
~アンガーマネジメントで笑顔の子育て術~

野村恵里 のむらえり

旭川荘厚生専門学院児童福祉学科 特任講師 
colorful communications代表

想定する対象者

保護者

提供する価値・伝えたい事

褒める子育てが推奨されていますが、褒めるだけでは子どもの心は健康に育まれません。子どもは、様々な試し行動の中で、大人に「しても良いことと悪いこと」を教えてもらって学ぶことがたくさんあります。
危険な行動、誰かを傷つける行動、自分をきずつける行動など、「してはいけない」と叱らなければならない場面は必ずあります。そこで、どう叱るかが重要です。
叱るのは、子どもを威圧するためでもなければ、大人の怒りのはけ口にするためでもありません。子どものことを考え、子どものより良い未来のために叱るのです。
今後の行動が改善できるヒントを伝えるために叱るのです。
それが伝わらなければ、叱る意味などありません。
上手に叱ることができれば、子どもたちは、何故叱られているかがわかり行動を変えることができます。何でもかんでも叱られる毎日から、自分にとって大切な出来事にだけ叱られるようになります。叱っている目的が明確になるので、自分で気を付けることができるようになります。自主性が育ちます。安心して毎日が過ごせます。上手に叱るポイントが分かれば、褒める効果は2倍になります。
なぜなら、伝わる褒め方ができるようになるからです。
上手な褒め方・叱り方をするためにも、感情コントロールは不可欠。アンガーマネジメントで怒りのコントロールができれば、確実に上手な褒め方・叱り方は身に付いていきます。
親子が毎日笑顔で過ごせる日は、必ずやってきます。

内 容

*アンガーマネジメントとは?
→アンガーマネジメントとは?
→怒りの性質
→問題となる4つの怒り
→怒りが沸き起こる仕組み
→出来事への意味づけ
→衝動のコントロール
→思考のコントロール
→行動のコントロール

*怒る&叱るときのルール
→怒る&叱るときの3つのルール
→怒る&叱るときのNGポイント
→怒る&叱るときのOKポイント
→上手な褒め方のポイント

*親子で使えるアンガーマネジメント
→衝動をコントロールするテクニック
→気持ちを伝えるワーク
→お絵かきワーク

根拠・関連する活動歴

北海道・岡山県など保育協議会での登壇
保育書籍、保育雑誌執筆
「保育者のためのアンガーマネジメント入門」「保育者のための子どもの怒りへのかかわり方」(共に中央法規)、保育雑誌「2018年ポット8月号」「2019年ポット2月号」保育情報局6ページ担当(チャイルド社)、新幼児と保育増刊2018夏アンガーマネジメント特集6ページ担当(小学館)
子育て講演会・保、幼、小、中、高、年間50講演に登壇

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