動作の反動・無理な動作による災害の防止
~身体の機能、生理の現状を理解し、体験型エクササイズで身体の健康増進、安全度アップ!~

佐藤 浩 さとうひろし

株式会社BESTS 代表取締役 
能力開発プロデューサー
元 近畿大学陸上競技部 駅伝監督

想定する対象者

1 安全大会参加者。
2 現場従事者及び監督者。
3 仕事の効率をもっと上げたい方。
4 労働災害を未然に防ぎ、安心して作業のできる環境を作りたい方。
5 作業員の無理な動きを防止し、身体への負担を軽減したいと思っている方。
6 疲労がなかなか抜けない方。
など、安全をテーマに持っている企業関係者の方、健康増進や仕事の効率をアップさせたい方。

提供する価値・伝えたい事

現状
労働による死傷災害の事故型別では、「転倒」「動作の反動、無理な動作」が、近年増加傾向にある。原因は、「注意力の欠如」による場合が多いが、近年の高齢者の増加などの働き方の多様化により、「身体の機能の低下」「不良姿勢」「心理的ストレス」などが原因で災害が起こることも多くなっている。
改善のために
現状の改善のためには、まずは、自分の身体を理解し(生理機能の低下も含めて)、身体の柔軟性を高め、身体の姿勢やバランスを良くしていく事が最優先となる。その上で、健康度を増し、安全に対する意識を高めていく事が、大切になってくる。
本研修では、現状改善のための考え方とエクササイズをお伝えし、多様化した働き方の課題に対応していく。その上で、安全に業務を遂行していくために、注意力、コミュニケーション力、チーム力を向上させる内容となっている。

内 容

1 身体の機能、生理の現状を知ろう
  (立ったときのバランス、片目で左右の人差し指に接することができるか?などの実習で、自分の身体の機能を確認する。)
2 姿勢や身体のバランスを整える
  (腰痛予防の体操、姿勢をよくする、身体を休めるなどの実習で、身体の柔軟性、健康度を向上する。)
3 身体の酸化防止
  (鉄が酸化するとさびるように、身体も生活により活性酸素を発生し酸化させ老化を進めている。酸化防止のためには、アルカリ性物質〔ミネラルなど〕を摂取する。また、より多くの酸素を取り込み、心身を休めリフレッシュすることが必要となる。)
4 心のストレスをなくすために
  (不安・心配・怒りなどの身体にストレスを与えるマイナスの感情を生起させないためには、法則がある。それは、自分ではコントロールできないことに囚われない事。この知恵を理解し、自分でストレスを貯めない考え方で行動する。)
5 安全のために注意力を高めるには集中力の強化
  (作業をしているときに、家族のことなど他に意識が行ってしまうと作業への注意力は低下する。集中力を高める実習でで、注意力を高め事故防止を未然に防ぐ。また、音や会話の反応がどうも鈍くなっている場合は速聴なども普段から実施し、反応を早くするよう心がけることが必要である。)
6 安全のためのコミュケーション力アップ
  (どんな仕事でも、人との関わりが順調であれば仕事の効率も上がってくる。同僚や協力業者とスムーズに仕事が出来る人間関係を築いていくゲームを通じてコミュニケーション力アップへ。)
7 安全のためのチーム力アップ
  (チームワークのいい組織ほど、ストレス無く安全に仕事ができることを実習を通じて学ぶ。)

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