健康寿命を延伸 「パーソナルソング・メソッド」体験講座~懐かしい音楽や映画を用いて楽しくできる認知症予防法~

津森修二 つもりしゅうじ

心療回想士
産業能率大学兼任講師
ツモリレコード株式会社 代表取締役

想定する対象者

皆さん高齢者は毎日を楽しいと思って過ごしているでしょうか?昔聴いた音楽を探そうとしても街にCDショップはなく、有っても好きな音楽は扱っておらず、amazonやダウンロードなどはやり方が分かりません。昔観た映画を観ようと思ってDVDを入手しても集中力が続かず全部観られません。デイサービスなどに行くと好きでもない演歌が大音量で掛かっていて辟易します。そう、毎日がつまらないのです。こんな高齢者の皆さんに、人毎に合った懐かしい音楽や映画を見つけて再体験する「パーソナルソング・メソッド」を体験して頂き、次々に昔話を話して「あぁ、楽しい」と笑顔になっていただきたいと思います。

提供する価値・伝えたい事

「パーソナルソング・メソッド」は懐かしい音楽や映画をオリジナル素材で再体験することで記憶喚起を図り、それをおしゃべりすることで脳を活性化する弊社開発の認知症を改善・予防の心理療法です。既に300人以上の高齢者に実施されていて多くの方がその効果を実感されています。
これを実際に体験することで思いもしなかった昔のことを思い出し、誰かに話したくて仕方がなくなります。このおしゃべりする時、脳血流量が増え脳が多くの酸素を取り込むことから脳が活性化すると考えられています。

内 容

1.厚労省が発表した「認知症大綱(2019/6)」を基に、我が国の認知症への取り組み、特に今回から追加された「予防」の観点を解説します
2.認知症対策の3要素と言われる「Physical(身体)」「Medical(医療)」「Mental(ココロ)」について解説し、我が国では前者2要素に比べ後者のココロへの具体策が殆ど無い現況を共有します
3.高齢者のココロにフォーカスした全く新しい心理療法「パーソナルソング・メソッド」を解説します
・ベースとなっている理論、学術発表(カルフォルニア大学の発表やADL記憶について)
・そこにエンタテインメントの要素を掛け合わせる意味
・実施例
・エビデンス例
4.「パーソナルソング・メソッド」の体験会
・軽運動と発声練習
・懐かしい音楽や映画を再体験し、思い出したことを心療回想士(講師等)におしゃべりします

根拠・関連する活動歴

「パーソナルソング・メソッド」を高齢者施設、商業施設イベントなどを通じ、これまで300人以上の高齢者に実践し、普段居眠りばかりしている人が饒舌になり、無表情だった人に笑顔が戻るなど多くの方に喜んでいただいています。これを受け、BSテレビ東京「カンニング竹山の新しい人生、始めます!」で紹介され、番組内で脳科学の権威である「メモリークリニックお茶の水」朝田 隆院長が絶賛して下さったり、日刊スポーツで「パーソナルソング・メソッド」を紹介する連載が始まったりしていますので、目にした方もいるかもしれません。

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