脳科学と心理学から理解する安全
~事故を防止し安全な職場を目指す~

水戸くみる みとくみる

神経心理カウンセラー

想定する対象者

建築現場やガソリンスタンド、運送業、医療従事者、介護従事者等の安全に留意することが求められる分野の経営者の方や現場で働く方々

提供する価値・伝えたい事

近年ヒューマンエラー(ケアレスミス)がなぜ生じるのか、そのメカニズムが脳科学や心理学で解明されつつあり、事故を防止して災害ゼロに役立つ研究が多く行われています。本講演では、労働災害につながるヒューマンエラーについて、脳科学と心理学の視点から最新の研究からの知見をわかりやすく解説し、災害ゼロを目指すための防止策について掘り下げて理解していただきます。
事故ゼロを目指す具体的な実践方法や、安全活動、安全教育について説明をしながら問題意識を高めていただくことが出来る内容です。

内 容

【概要】
ヒューマンエラーがなぜ生じるのか-
そのメカニズムは脳科学や心理学で解明されつつあり、事故を防止して災害ゼロに役立つ研究が多く行われています。建設現場での墜落防止の心理実験や安全のための規則を守らない違反意識の分析など労働災害に焦点を当てた実験や分析研究の知見を解説し、実際の調査の結果など数値的データも交えて、安全な職場実現のための脳科学的、心理学的アプローチを理解していただきます。その知見の上で、実践的に現場に役立つ事柄についてポイントを押さえて実際どのような安全活動が効果を上げているか、また、どのような安全教育が必要であるかをご説明していきます。

【構成概要の一例(スライド提示&配布資料)】
1.労働災害の現状…日本の労働災害の統計的概要
  ①統計調査の結果概要  ②ヒューマンエラーによる重大事故の紹介
2.災害ゼロに向けての脳科学的・心理学的アプローチ
  …概要と脳科学的・心理学的分析結果と現場での実践への応用
①労働応災害の事例研究の紹介  ②違反意識が生まれる要因の実験研究の紹介
3.災害ゼロの安全活動に向けて…脳科学的・心理学的視点から…
   ①安全活動の現状と問題点
②より良い安全活動に向けて…現状・問題点・安全活動に求められること、
4.効果的な安全教育…脳科学的・心理学的視点から…
①安全活動の現状と問題点 ②安全活動実践例の紹介、⑦安全教育に求められること
5.まとめ
6.質疑応答

根拠・関連する活動歴

精神健康を心理学的に分析する心理プロファイリングと科学的エビデンスに基づき、脳から心の分析を行う神経心理カウンセラー。大人の発達障害、高次脳機能障害の検査やカウンセリング業務等、エビデンスベースの専門性の高いカウンセリングを行うことと並行し、セミナー、講演会を通じて、神経心理学的視点からのメンタルヘルス、脳科学の視点のビジネスの活用等についての講演活動、および企業のメンタルヘルス管理としてメンタル不調者への心理検査やカウンセリング、業務経歴、ポジション等に応じた企業内セミナーも実践中。

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