【組合役員向け】
労働組合向け春闘・団体交渉における情勢分析のポイント

田中直才 たなかなおとし

社会保険労務士
企業危機管理士
外国人採用コンサルタント

想定する対象者

・労働組合 組合役員の方々(職場委員、分会長、職場代表・・・など代議員の皆さん)

提供する価値・伝えたい事

春闘や賞与時の団体交渉の際、組合の主張を会社に納得させるためには、その時その時の情勢について、データを用い分析した客観的な指標に基づいて主張することが必要です。どのようなデータを用いることが組合の主張に説得力を持たすのかについて、お話したいと思います。

内 容

内容

自社の経営状況について、損益計算書や財務諸表に基づき正確に把握することは当然のことですが、自社を取り巻く環境についても正確に把握し、それを盛り込み組合の主張を組み立てることが、会社に対する説得力を生みます。全体の景気動向をどの指標で判断するのか、自社が所属する業界の景気動向を判断するには、どのようなデータが必要なのかなど、情勢分析に必要なデータの見方やその活用方法についてお話します。

研修の流れ

情勢分析の必要性
春闘や団体交渉における情勢分析の必要性についてお話します。

自社の状況を知る
直近の自社の損益計算書や財務諸表をもとに、自社がどのような状態といえるのかについて、まずは参加者各自で分析してもらいます。

全体の景気動向を判断するために必要な指標とは
組合の主張に説得力を持たすために最低限必要な指標について、説明します。

自社が所属する業界の景気動向を判断するために必要な指標とは
所属する業界の動向を判断するには、政府や公的機関が公表しているデータだけでは不足する場合があります。業界の景気動向を判断するための指標について説明します。

労組主張の組み立て方
収集した指標をもとに、どのように組合の主張を構築すべきかについて説明します。

根拠・関連する活動歴

武田薬品労働組合の中央書記長として、6年間の在任中に会社と数多くの交渉を経験。また、労働組合の調査政策部長として、春闘・団体交渉時に必要な情勢分析の資料を作成。

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