中小企業は脱炭素取り組まなくて平気?

長谷部正道 はせべまさみち

日本未来総合研究所代表(神戸大学客員教授)

想定する対象者

中小企業経営者

提供する価値・伝えたい事

皆さん。「SDGsやカーボンニュートラルは、大手町界隈のプライム企業経営者の道楽で、CSRには無縁の中小企業は、政府規制で強制されるまでは取り組まなくても平気」と思っていませんか?

本セミナーでは、①エネルギー効率の改善や再生可能エネルギーの活用が経営コスト的にも有利なこと。②近い将来、中小企業も環境関連の情報開示を求められ、CO₂削減に取り組まない中小企業は投融資が受けられなくなったり、環境意識の高い取引先から突然取引を打ち切られたりするリスクについて、わかりやすくご説明します。

内 容

1.地球温暖化のメカニズムとその影響
2.気候変動対策をめぐる国際的な政策動向
3.炭素中立は国家主導から金融・投資家主導へ
4.気候変動対策をめぐる民間有志連合の動き
5.CO₂排出量など環境関係情報の開示義務
6.CO₂排出責任範囲がサプライチェーン全体に拡大
7.金融機関・投資家からの圧力
8.取引先・顧客からの圧力
9.中小企業にとってのCO₂削減方法
10.再生可能エネルギーの経済性

根拠・関連する活動歴

2016年から5年間ロンドンを拠点に、地球温暖化・炭素中立政策に関する情報の収集・分析に従事し、2021年から神戸大学教授として本件について、研究・教育に従事する傍ら、商工会議所等で多くの講演活動に従事。最近の主たる講演実績は以下のとおり。
2023/05/19: 内外情勢調査会小田原支部 「海洋の温暖化と水産・水産加工業への影響」
2023/04/20: 神戸海難防止研究会 「海運における市場原則に従ったCO₂削減措置の概要と見通し」
2023/03/06: 神戸ラスキン会 「CO₂排出削減の新たな背景」
2022/09/15 内外情勢調査会Web支部 「円安対策としての再生可能エネルギー」
2022/07/22 神戸商工会議所 「今、なぜ中小企業に脱炭素が必要か?」
2022/03/28 姫路南ロータリークラブ 「炭素中立は今なぜ必要か・チャレンジとチャンス」

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